東北での活動で感じたこと、考えたことを 15人全員で整理し、まとめるメンバー |
現地では、岩手県遠野市を拠点に沿岸各地の支援活動を行っている「遠野まごころネット」さんが運営するセンターをベースに活動。漁師の皆さんが行うワカメ加工のお手伝い、片付けの遅れている個人宅や公園、道路の側溝などでのがれき撤去、仮設住宅での茶話会、個人宅を訪問して話し相手になったり生活ニーズを訪ねて歩いたり、とさまざまな活動が行われました。
27日に行った振り返り会では、メンバーからは「報道で見聞きしていた状況と現地で直接見聞きした状況とではギャップが大きかった」「どれだけのことができるか不安だったが、住民の皆さんの感謝の言葉や懸命に生きる姿に逆に励まされた」「厳しいお話しや状況を目の当たりにした。これからもできることを続けたい」・・・こんな声が聞かれました。
皆さんボランティア活動の経験がない方ばかりで、2週間の現地滞在+復興支援活動という状況の中で、体力的、精神的に耐えられるかどうか、私たちも若干心配でしたが、地元の方々やまごころネットさん、多くのボランティアの皆さんにも支えていただき、無事に帰ってこられました。メンバーの皆さんは、この経験を踏まえつつ、5月以降本格的な仕事をスタートされますが、仕事の枠にとどまらない、柔軟で多様な価値観も身につけて、心豊かな社会人生活をスタートされたようです。(松尾)