社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年5月31日金曜日

【ご紹介】6/29講演会「大切な人を失った子どもたち~これからのグリーフケア~」

朝日新聞厚生文化事業団さんが次のような講演会を開催されます。関心のある方はどうぞご参加をご検討ください。(石田)


◎講演会「大切な人を失った子どもたち~これからのグリーフケア~」

東日本大震災や自死、離婚、虐待など、さまざまな理由で大切な人やものを失った子どもたち。
こうした子どもたちが悲しみや苦しみを整理し、自分らしく歩むためには子どもに寄り添った支援が必要です。
この講演会では、震災直後から被災地をたびたび訪れるなど、日本でのグリーフサポートにも取り組む米国のシンシア・ホワイトさんや作家の落合恵子さんなどを講師に、さまざまな立場で子どもを支援する人たちと一緒に、深い悲しみを抱える子どもに、私たち大人がどのように向き合うのかを考えます。

●日時:2013年6月29日(土)午前10時~午後4時
●会場:ホテルコスモスクエア国際交流センター(大阪市住之江区南港北1-7-50)
●定員:300人
●参加費:1,000円(当日会場で)
●プログラム
 講演「大切な人を失った子どもを支えるということ」(シンシア・ホワイトさん)
 講演「悲しみに向き合う」(落合恵子さん)
 実践報告「グリーフケアのいま」(西田正弘さん、佐藤まどかさん)
 トークセッション「これからの日本のグリーフケア」
  (シンシア・ホワイトさん・落合恵子さん、進行=西田正弘さん)
●問合せ
朝日新聞厚生文化事業団(「子どもグリーフ講演会」係)
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
Email:childreng@asahi-welfare.or.jp

*詳しくは同事業団のHPをご覧ください。

2013年5月30日木曜日

避難者交流会”Cafe IMONIKAI”を開催しました♪

当センターでは昨年度から毎月第4水曜日に、東日本大震災で関西に避難されている方の交流会 “ Cafe IMONIKAI ” を開催しています。

震災から2年以上経ちましたが、今でも避難生活は続いています。
たとえ参加人数が少なくても毎月交流会を開催しているのは、どこかで居場所を探している人がまだまだいるという状況で、毎月ここで開催しているよ!と言える場所であってほしいということ。

5月22日(水)の開催では、参加者大人6人、子ども4人といつもより少し多い来場。
また、今回初めての試みとして、折り紙グループ”折縁人”のボランティアさんが、子どもたちに折り紙を教えてくれるという企画もあり、いつもより賑やかな会となりました。

毎回弁護士の無料相談もあり、ボランティア団体「レオクラブ」の学生さんには子どもの見守りをお手伝いしてもらっています。


みんなでお茶を飲みながらの交流。お話は尽きません!!
ボランティアさんに折り紙を教えてもらっています。ハート作って~♪
参加者の方からは、
「自分の考え方があっているかわからなくなる時はあるが、理解してもらえる人たちがいて安心する。」
「この場所は、長い時間いさせてもらえるのでありがたい。」
「子どもはボランティアさんに遊んでもらっているので、大人だけでゆっくりお話ができるのがうれしい。」
などの声をいただいたり、このために仕事を休んできたなんて人もいらっしゃいました!

毎回この交流会がほっとしていただける場所になっていることをうれしく思うと共に、長く続けていける支援でありたいと感じています。(椋木)


**交流会Cafe IMONIKAIの詳細はこちら**

 ●日 時:毎月第4水曜日 10:00~15:00
              ※12:00~13:00 はお昼休みです。昼食は各自でご用意ください。
 ●場 所:大阪市立社会福祉センター(大阪市天王寺区東高津町12-10)
               地下鉄「谷町九丁目」駅、近鉄「大阪上本町」駅11 番出口
 ●対 象:東日本大震災により関西へ避難されている人 
 ●申込み:大阪市ボランティア・市民活動センター
                   ☎06-6765-4041(担当:椋木・河﨑)
                ※電話にて名前、参加人数をお伝えください


2013年5月24日金曜日

「第3回御堂筋 東北復興支援バザー」に出店しました!

5月23日(木)・24日(金)の2日間、御堂筋に面した大阪ガスビル前で開催されたバザーに参加しました。
暑い中、大きな声で宣伝していただいたボランティアさん
このバザーは東北復興を応援するため、大阪ガスグループ“小さな灯”運動と株式会社りそな銀行の共催により昨年から開催されており、ボラセンでは1回目からずっと参加しています。

この2日間、本当に良い天気で(ちょっと暑すぎでしたが)、ボランティアさんにも頑張っていただき、まずまずの成果を残すことができました。
お買い上げ有難うございます!
これからもまだまだ支援活動を続けていかなくてはなりませんので、今回の収益はこれからの活動に有効に使わせていただこうと思っています。

2日間声を張り上げて頑張っていただいたボランティアさん、販売品を提供いただいたポップコーンパパ(株式会社Dreams)さん、そしてお買い上げいただいた皆さん、本当に有難うございました!(溝渕)
ボランティアさんのお孫さんもお手伝い!

都島で地域活動協議会運営支援の一環として「フェイスブック講座」が開かれています♪

5月23日晩、都島区まちづくりセンター支部が主催する「地域活動協議会運営支援講座・フェイスブック講座」が開かれるということで、お邪魔してきました♪

NPO法人おおさかシニアネットから講師を招き、通常8時間かけて行うプログラムを4時間の短縮版として行う企画で、昨晩はその1日目(前半2時間)として実施されました。
「アカウント」「ログイン」「タイムライン」「ニュースフィード」「シェア」・・・次々とカタカナが飛び出る中、参加者の皆さんは悪戦苦闘。でも講師の先生の個別の手ほどきとわかりやすい手順資料を手がかかりに、「ログイン」~「基本データの編集」~「友だちの申請」~「タイムラインへの投稿」~「コメント」&「いいね!」~「シェア」までを一通りチャレンジ、セキュリティの考え方なども押さえながらの実践的な講座でした。

今回の続きはまた次週に継続されるほか、25日(土)には別枠で1日(4時間)集中型の講座もあり、複数の地域から参加される予定だそうです。
地域の情報をより身近にキャッチできる仕組みが、今回のような機会をきっかけに広がっていけばと期待が膨らみます!(松尾)

第2の活躍の場を求めて~市立中央図書館で“大活字本バザール”初開催!(レポート)

“大活字本”ってご存知ですか?読んで字の如く、活字の大きい本で、視力が弱くなった人でも読みやすいように配慮された本です。

5月22日、蔵書の入れ替えに伴って、市立中央図書館では“大活字本”オンリーとしては初めてとなるバザールを開催。大阪市老人福祉施設連盟の協力のもと、市内の高齢者福祉施設約40施設を対象に、およそ2千冊の“大活字本”を無償で譲渡する企画として実施されました。私たちも今回の企画に際して、団体同士のお引き合わせに少しだけ協力させていただいたこともあり、当日の現場にお邪魔してきました♪

バザールの会場は、施設利用者の方々の喜ぶ顔を思い浮かべながら、少しでも楽しんでもらえる本を吟味する施設職員さんたちの真剣なまなざしが印象的。1施設50冊までという上限目一杯まで段ボールに手際よく詰められ、本は次々と第2の活躍の場へと旅立っていきました。


通常の書籍より制作に手間暇が
かかる分、1冊3千円と高価な“大活字本”
 
「“大活字本”の存在は知っていましたが、実際手に取るのは今日が初めて」「字が大きいので、本を楽しむ人の層がきっと広がるはず」「とてもありがたい機会なのでまた参加したい」とは施設職員さんたちの声。図書館の職員さんは「思った以上の反響で、有効活用していただけることがこちらとしても嬉しいです。毎年というわけにはいきませんが、3~4年一度くらいのスパンで今後もこうした場を持ちたいですし、地域の図書館でも“大活字本”を借りていただくことが可能なことをこうした機会にお伝えしていきたいです」とにこやかにお話ししてくださいました。

図書館での現役を退いても、地域の福祉施設で第2の活躍ができるチャンスを作る-。素晴らしい機会だなと感じました。(松尾)




2013年5月23日木曜日

資源マッチングシステム「こむりんく・Comlink」参加企業さんからイベント情報(5/29)!

当センターの資源マッチングシステム「こむりんく・Comlink」(こむりんく)に参加されている、株式会社コムリさんからイベント情報をいただきました!コムリさんは「こむりんく」でこれまでに、子育て相談を行うNPOの平日夜間の相談会を行うための場所を提供するなどしてくださっている会社です。イベントの詳細は直接下記までお尋ねください。(松尾)

◎古代気功導引術「馬王堆気功」
大空の下、マオタイ気功無料イベントを5/29(水)の10時半から大阪天満橋の川沿い八軒家の大階段あたりで行う予定です。気功初心者へおすすめの古代気功「馬王堆(マオタイ)」は、背中や肩の滞りをほぐし内蔵を活性化してくれます。青空の下、少し紫外線は気になりますが開放的な気分で動いてみませんか?雨天は残念ながら中止します。

●日時:5月29日(水)午前10時30分(~約1時間)
●場所:天満橋八軒家浜 大階段付近
●参加無料、申込不要、飛び込み参加歓迎!
●問合せ:090-8576-4028(担当:小巻)
http://www.comli.net/studio/blog/?p=248

5/23・24 御堂筋東北復興支援バザーにぜひご来場を!

5/21~5/24で開催中の「第3回御堂筋東北復興支援バザー」に、今日と明日の2日間、当センターも、県外避難者の当事者団体「避難ママのお茶べり会」「関西Futureコミュニティー」の2団体ととも出展します!当事者の手記などの販売、チャリティポップコーンの販売をします。他にも復興商品や観光案内などに関するブースが並んでいます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!(椋木)



●日時:5/23(木)・24(金)ともに10:30~16:00(雨天決行)
●場所:大阪ガスビル北館前
大阪市中央区平野町4-1-2 地下鉄御堂筋線本町駅、淀屋橋駅より徒歩5分)

●問合せ:大阪市ボランティア・市民活動センターまで
 電話06-6765-4041

【市民フォーラムおおさか】いわきーおおさか交流バス振り返り会を開催しました♪

5月17日(金)、大阪市立社会福祉センターにて、5月2日(木)~5月5日(日)の日程で実施した『第3回いわきーおおさか交流バス 振り返り会』を行ないました。

週末にも関わらず、19人の皆さんにお集まりいただきました!会では、現地での活動の様子をスライド写真で見ながら、参加者の方お一人お一人の感想や意見を伺いました。
皆さん、久しぶり(!?)の再会のためか、全体的に少し緊張した雰囲気の中でのスタートでしたが、そこは同じバスに乗った仲間同士! すぐに交流バスの思い出話しに花が…(^◇^)。



『交流できることを期待して参加したが、担当する作業で手一杯になり、現地の方々とあまりお話できず非常に残念だった』とか、『事前に現地の方のニーズが分かれば、それに反映した現地活動がもっとできるのに…』、といった感想を聞くと、私だけではなく、多くの参加者の方も、そういう想いで活動していたのか、と改めて感じました。しかし、現実として、我々が現地活動できるのは、ほんの少しの限られた時間しかありません。だからこそ、その貴重な時間、各々が精一杯、しかも楽しんで活動することが大切なのだと思います。

振り返り会後は、皆さんお待ちかねの親睦会へと流れていくのでありました…(+o+)。



★今後の交流バスの予定ですが、今のところ、秋ぐらいを目途に考えています。『同じ場所で息の長い支援を』ということで、同じく、福島県いわき市の応急仮設住宅を訪問する予定です。詳細が決まり次第、随時お知らせします!(荒野)

2013年5月21日火曜日

フラワーアレンジメント×ポップコーンで避難者支援

5月18日(土)に、中央区にあるポップコーンパパ Cafe&factory店にて、
東日本大震災で避難されている方を対象に「こどものフラワーアレンジメント教室」を開催しました。

これは、毎月第4水曜日に当センターが開催している交流会Cafe IMONIKAIの特別企画として、少しでも避難している方の癒しの時間となればという思いで企画しました。
 企画の段階から、ボランティア団体の方と避難当事者の方とで話し合い、現在どのような支援が求められているのかということから一緒に考えました。

主催:『ジラソーレ』『国際こども花基金』『大阪市ボランティア・市民活動センター』
協力:『株式会社Dreams』『避難ママのお茶べり会』『北区社会福祉協議会』
というたくさんの方々の協力があり開催することができました。

午前中はフラワーアレンジメント教室
小さい子は2歳~小学6年生のお兄ちゃんまで、一緒に楽しめました。

たくさんのお花に囲まれて、
先生の指導のもとアレンジしていきます☆

とっても真剣!!男の子はダイナミックな作品!
その間のお母さんたちはというと…
楽しそうにお話に花を咲かせながら、ゆったりとくつろいでおられました。

隣の部屋にまで笑い声が聞こえるくらい、とても楽しそう♪
できた作品は、隣の部屋のお母さんに
真っ先に見せに行きました!
教室の最後は自分の作品を持って、みんなで記念撮影♪
午後は、ジラソーレの方が用意してくださった、バルーンアートや昔のおもちゃ、ぬりえなど子どもたちも飽きることなく思い思いに遊んでいました。
最初は初対面で緊張気味だった子どもたちも、お昼を過ぎた頃には仲良く一緒に遊んでいました。

子どもたちみんな、思い思いに遊んでいます☆

お姉ちゃん、うきわ作って~!!
最後はききポップコーン大会!
目かくしをして食べてもらった味を、5つの味の中から同じものを当てるというもの。
これが意外と難しく、大人でも外れてしまいます。みんなで「ブ~!バツ~!」と大盛り上がりでした。


目かくしをして、、さて何の味かな~?

1日があっという間で、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
避難してきているお母さんたちは、「ゆっくり避難ママ同士でお話ができて良かった」と大満足のご様子でした。
当センターでは今後もこのような支援を続けていきたいと思っております。

最後になりましたが、会場やポップコーンも無償で提供いただいた、ポップコーンパパ(株式会社Dreams)の皆さま、本当にありがとうございました。(椋木)


かわいい外観のポップコーンパパ

2013年5月17日金曜日

「ホッとネットおおさか」定例会~2年目の運営について話し合いました

他団体の取り組み報告に聞き入る参加者
今日は今年度初めての「大阪府下避難者支援団体等連絡協議会(ホッとネットおおさか)」の定例会でした。参加者は約40名。
 昨年5月に設立されたホッとネットですが、今日はこの一年の振り返り報告を事務局から行い、その後、今後に向けてのトークセッションが行われました。
 トークセッションでは避難当事者の方々が発言者として登壇され、避難者にとってホッとネットがどのような場になっているのか、そして、今後に向けての期待などを話されました。
 ホッとネットへの今後の期待としては、まだまだ支援団体のことがわからないので団体のことがよくわかる資料が欲しい、大震災の記憶を風化させない取り組みを続けて欲しいといったお話もありました。
 われわれ支援者にとって、これまで取り組んできたことを振り返る機会になるとともに、今後も粘り強く活動を続けていかなければと決意を新たにしました。(溝渕)

COMVO6月号発行!

ボランティア・市民活動情報誌「COMVO」6月号を発行しました!
今回から特集企画として「シリーズ対話:dialog」が始まりました。この企画は、さまざまな人が同じ地域に住んでいる中で、普段関わりが薄かったり、全く交わらなかったりする人たち同士がそれぞれの立場でホンネを語って、対話をすることで、人とつながるおもしろさのヒントを得たり、地域で生活をするうえで少し視野が広がったりするきっかけとなることを目指したものです。
今回の対話の場面は「ボランティアをしている人とそうでない人」。読み応えのある内容になっていますので、一度手に取ってお読みください!(秋田)


★COMVOの配架場所は → こちら
★COMVOウェブサイト → こちら
★COMVO電子ブック(PC用) → こちら
★COMVO電子ブック(iPhone用) → こちら

★COMVO電子ブック(Android用) → こちら
★COMVO電子ブック(iPad用) → こちら

南三陸町コミュニティFMドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」オススメです!(5月24日まで)

私も先日観てきました。それぞれの人生を垣間見るうちに、「伝える」「伝わる」ってどういうことなんだろう!?「人間」ってなんだろう!?と、心に響いてきました。1週目は1日2回上映だったのが、2週目からは3回上映になったそうです。収益金は南三陸町へ寄付され、映画を観ることがチャリティにもつながります。今のところ24日までの上映のようで、限られた日程ですが、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います!(松尾)

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全員素人の小さなラジオ局が起こす奇跡の物語
涙と笑いと感動のドキュメンタリー
 「ガレキとラジオ」 絶賛上映中!

東日本大震災で60%以上の世帯が罹災し、8,000名以上の住人が避難生活を余儀なくされた宮城県・南三陸町。 この町の片隅から被災者に語りかける声がありました。 全員素人の地元民による、地元民のための災害ラジオの誕生です。「ラジオを通じて一人でも多くの人に笑顔を」。

自分たちも被災者でありながら、誰よりもその気持ちがわかるからこそできることがあるのではないか?と始めてみたはいいものの仲間が失踪したり、家に帰れば年頃の子供たちにナメられたりと前途は多難!あまりにも等身大で魅力的な人々の姿がそこにはありました。これはそんな南三陸町の“いま”を一年に渡って追った再生への記録です。

■上映日 : 2013年5月11日(土)~2週間(予定)
■時 間 : 12:25~ 14:00~ 17:05~ (5/18~24)
■場 所 : テアトル梅田
■料 金 : 1,200円 (前売り:1,000円)※制作経費を除く収益金は南三陸町に寄付されます!
■詳 細 : 公式HPガレキとラジオを大阪で観る会

2013年5月16日木曜日

【参加者募集スタート】6・13「企業・NPO“異次元”交流ライブinふくしま」オモロイですよ!

大阪市ボランティア・市民活動センターでは、福島区の複数の団体と一緒に、6月13日に次のような企業とNPOの交流会を行います。これまでの企画からも、まず顔がつながり、見学会や体験会など地域でのつながりに発展したり、新たな関係性が生まれる機会になっています。参加対象は福島区を中心にした企業・NPOとなりますが、心当たりのある方をご存知の方は、ぜひお声をかけていただけると嬉しいです!(松尾)

強みを活かしたまちづくりのための情報交換会「企業・NPO“異次元”交流ライブinふくしま」

企業やNPOの社会貢献・地域貢献活動には、グローバルな視点からもローカルな視点からも期待が高まり、注目を集めています。不確実性の強い社会の中で事業・活動を確かなものにしていくためにも、新しい発想・価値を生み出していくことは有効です。「異次元”交流ライブ」は、自らの“強み”を活かしたまちづくりへの具体的な貢献策を多様な視点から考えようというプログラムです。皆さまのご参加をお待ちしています!

◎日 時:2013年6月13日(木)14:00~16:30(受付13:30~)
◎場 所:福島区民センター3階会議室(大阪市福島区吉野3-17-23)
◎内 容: 【事例共有】企業・NPOの協働事例の共有とその意義
       【 ワークショップ】強みを活かしてコラボアイデアを考える
       【話題提供】福島区内の現状から~「まちづくり」活動の今! 
◎対 象:福島区・または近隣エリアの社会貢献・地域貢献活動に関心のある企業や事業者、NPO法人、ボランティア団体、各種地域活動団体など
◎定 員:30 人(先着順)※1組織2人までの参加とさせていただきます
◎参加費:無料
◎申込み:次の申込フォームからお申込みください。(6月7日締切)
https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P47066052

これまでの“異次元”ライブの様子はこちらで見ることができます。

<お問い合わせは、お気軽に> 
大阪市ボランティア・市民活動センター(担当:松尾)TEL06-6765-4041
福島区社会福祉協議会(担当:三浦) TEL:06-6454-6330

2013年5月15日水曜日

【お知らせ】第7期「市民後見人養成講座」オリエンテーションが開催されます!

大阪市成年後見支援センター(西成区)では、判断能力が十分でない人の権利を守る「成年後見制度」において、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう身近な立場で支援する「市民後見人」を養成するため、社会貢献への意欲と熱意のある市民の方を対象に「市民後見人養成講座」を行っています。今年7月からの本講座の開始に先立ち、講座や事業の趣旨を理解するためのオリエンテーションが開催されます。関心のある方は、下記センターまでお尋ねいただくかHPをご覧ください。(松尾)

【第7期市民後見人養成講座オリエンテーション】
◎日 時
 第1回 平成25年6月1日(土) 午後 2時~ 4時
 第2回 平成25年6月5日(水) 午後 2時~ 4時
会 場
 大阪市社会福祉研修・情報センター5階 大会議室
対 象
 大阪市在住または在勤で社会貢献に意欲と熱意のある25歳以上69歳未満の方
 (平成25年3月1日現在)
定 員
 全2回 各回100人(先着順)
内 容
 ①成年後見制度の概要と市民後見人の役割
 ②市民後見人養成講座の受講について
参加費
 無料
申込方法
 住所、氏名、年齢、電話番号、参加希望日(第1・2回のいずれか)を記載のうえ、ハガキ・FAXまたはメール(yousei@shakyo-osaka.jp)でお申し込みください。後日、参加証をお送りします。
申込先・問合先
 大阪市成年後見支援センター http://www.wel-osaka.jp/kouken/
 〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20
  電話 06-4392-8282 FAX  06-4392-8900
  ※締切:5月28日(火)当日消印有効


新大阪歯科技工士専門学校(淀川区)を訪ねてきました♪

少し前になりますが、淀川区まちづくりセンター支部のまちづくり支援員さんと区社会福祉協議会(区社協)のボランティアコーディネーターさんに同行し、「新大阪歯科技工士専門学校」を訪問、地域貢献や学生さんたちのボランティア活動などについてのお話しをお伺いしました。

 場所は地下鉄御堂筋線の東三国駅から徒歩3分と便利な場所にある同校。学校のエントランスでは白衣姿の事務局長・満尾宏史さんと事務局次長の荻野勝也さん、主任の加藤丈晴さんに、にこやかに迎えていただきました。(すれ違う学生さんたちも、丁寧にご挨拶してくださいました!)

 まずは同校が行っている震災支援活動「ワンアクション ワンハート」のDVDを見せていただきました。オリジナルストラップ(写真)の配布・販売等を通じた日赤へ寄付する仕組みについてお話しくださいました。学校の仕組みとして震災支援が確立されていることに驚きました。

 実はお話を伺った満尾さんと荻野さんはいずれも「阪神淡路大震災」を経験され、今回の東日本大震災では、グループ校のある仙台で学生さんが犠牲になられたこともあり、現地の被災した学生に支援物資や義援金を届けにも行かれました。また同校の震災時のシミュレーションも準備され、震災発生時には学生さんたちへのメールの一斉配信での安否確認や避難場所の確保など、学生さんの安全第一を何よりも優先されています。

 さて、皆さんは「歯科技工士」と聞いて何をイメージされますか?入れ歯、金属のかぶせ、歯列矯正、マウスピース等の歯の治療には欠かせない医療技術者です。学生さんたちは患者の歯の再生の為に技術や医療を学びますが、特に実習は授業の70%を占めて技工士の技術の研鑽を積みます。その技術は「何でも模倣出来る技術」までに熟練されていきます。また、その技術が“強み”として当校ではその技術を活かした地域貢献を数多く実践されています。

 例えば・・・イベントなどで技工士の技術を活かして、石膏で手型や歯のフィギュアーの付いたペンの製作、入れ歯のネーム入れ(施設ではまとめて洗浄する場合、所有者がわからなくなるためQRコードを入れる)、入れ歯の洗浄、小学校での「歯」の話で講演会など実施されています。この他にはゴスペル部もあるなど活躍されています。

 校内では最新のコンピューターグラフィックスを用いた、歯の設計デザインが出来るCADの手ほどきを受けたり、歯の金属加工の鋳造研磨を目の前で再現されたりと学生さんたちに教える如く丁寧に説明をいただました。実際に学生さんたちも、とても良い笑顔で黙々と歯を製作され、満尾さんも荻野さんも気軽に学生さんたちに声をかけ、まさに「ものづくり」は「ひとづくり」と話された言葉どおりだと実感しました。同校の求人倍率5.03倍(20133月卒業生実績)も大いに納得するところです。

 また、地域貢献活動として「淀川で何ができるか」との頼もしい言葉も頂けました。今回区社協やまちづくりセンター支部がつながったことで、地域でその“強み”を活かした地域貢献が生まれることを期待するばかりです。(小野)

※「淀川区まちづくりセンター支部」の活動はFacebookでも配信されています。ご覧ください!(“淀川区まちづくりセンター”で検索を)

 

仕事帰りに、お菓子を囲んで話が弾むこの集まりは!?[おおさか閃き塾企画ミーティング]

持ち寄りのお菓子をテーブルに広げ、何やら真剣なのか、真剣でないのかようわからん話し合いをしている面々・・・。一体・・・!?
昨晩(5/14)仕事帰りにセンターに集合したのは、昨年度実施した市民塾「おおさか閃き塾」の塾生有志の皆さん。今年度の“閃き塾”を一層オモロイものにしようと企画ミーティングの2回目を行いました!

昨年の“閃き塾”は、地域の課題や悩み・テーマを抱えている人が集まって、日常まとっている鎧を横に置き、思い思いのテーマを絞り込みながら、仲間とともに実践現場などに学び、語らい、解決に向けた一歩を踏み出すまでの一連のプロセスを経るプログラムとして実施しました。
「前回、いろいろ学びがあったけど、一番の収穫は人脈が広がったことやな!」「年代を問わず、さらにいろんな人が出会い、つながれる機会を作りたい!」「成功体験を経験できる機会が持てれば、みんなのやる気が自然と高まるはずやわ」・・・などなど、時折笑いを交えながら、着実に企画が練り込まれていくのが実感できました。

夏頃の参加者募集開始を見据えつつ、もう少しミーティングを重ねていきます。さて一体どんなプログラムとしてお披露目となるのか!?どうぞご期待ください!!(市居・小野・松尾)

2013年5月14日火曜日

新生・北ボラセンへ向けて~北区で初めてのボランティアグループ・NPO交流会が開催されました!

まだ見ぬセンターに思いを馳せて発表!
511日、北区ボランティアビューローで初めての「ボランティアグループ・NPO交流会」が開かれるということで、私も参加してきました!

20以上の団体が参加し、病院ボランティア、音訳、落語、歴史のまちガイド、似顔絵、園芸、音楽、外出介助など、取り組まれている活動は実に多彩!専門学校の社会貢献センターのスタッフの方や企業のOB会の方なども参加されていて、「実は初対面」という人が少なくないこともあり、皆互いに「はあ~いろんなことしたはんねんね~」と感心しきり・・・。

ボランティアが同じ目線で
仲間の思いを言葉に。
北区ボランティアビューローでは、今年の秋頃に「ボランティア・市民活動センター」へと発展していくプランがあり、今回の交流会では、理想のセンター像についても話し合われました。「若い人も年配の人もいろんな人が出入りする場所」「元気になれる場所」「ワンストップで何でもできるところ」「外からでも何をしてるかがわかるようなオープンな場所」「北区を愛する人が集う場所」など、いろいろな思いが交錯しました。

みんなでつくる「北ボラセン」。既に愛着がこもった略称プランなども飛び出したほか、有志が区内のいろいろな現場を訪ねて、ボランティアにインタビューを行い、その内容がステキにまとめられた冊子「ボランティアビューロー活用事例集“ヒトのチカラをまちに活かそう”」もお披露目されました。新生・北ボラセンが少しずつ、でも確実に動き出していることが実感できました!(松尾)

 

2013年5月11日土曜日

今年度初めての区社協ボランティア事業担当者研修を実施!

 5月9日、今年度最初の「区社協ボランティア事業担当者研修」を行いました。4月の人事異動により、はじめてボランティア事業を担当する職員も半数近くおり、新鮮な空気ではじまりました。
 内容は、7月からはじまる「ボラ☆チャレ」の取り組みについての確認です。大阪教育大学の新崎国広先生から「短期体験型ボランティア」を中心に講義いただきました。夏休みに福祉施設でちょっとボランティア活動をしようというのが中心の本事業も今年、21年目を迎えます。参加者の中にはお父さんやお母さんが参加していたという子ども達もいます。


新崎先生の熱い講義中
新崎先生はこういった活動に参加する人たちに多くの学びがあることを強調しました。確かにこれまでの参加者の感想には、高齢者施設に行った人は「自身の実のおじいちゃん、おばあちゃんを大切にしようと思った」、障害者施設では「いっしょに活動したり、食事をしたりして、人はみんないっしょだと実感した」、保育園では中学生が「先生と言ってくれて嬉しかったし、とってもかわいくて、もっと長くいたいと思った」などという声が聞かれます。それを機にボランティア活動が継続している人や就職先を決定していった人たちもいます。

 また施設の利用者にとっても、外部からの空気は大切です。新崎先生は、ボランティア活動の役割は、QOL(Quality of  life)を高める援助でもあると話しました。lifeは広辞苑によると、①生命、②生活、③人生の3つの意味がありますが、この内、ボランティア活動は、「人生」に関わることであり、それは「生きがい」の創出につながるものだということです。ボランティア活動は、全ての人に役割がある、それを発見する活動でもあります。「人は必要とされることを必要とする」(エリック・エリクソン)といわれます。新しい出会いが、それぞれの存在を認め合い、また会いたいと思える人がいることの幸せを共有できる大切な時間が流れます。

 講義に続いて、浪速区と東淀川区から「ボラ☆チャレ」への取り組みについて報告がありました。2区社協からの報告では、さまざまな団体や個人ボランティアとの協働の大切さ、広報の重要性、参加者のボランティア活動への意欲向上などの話しがあり、はじめて担当する参加者にも本事業の意味が伝わっていきました。


今年度初の研修で参加者全員でハイ・ポーズ
今年も「ボラ☆チャレ」がはじまります。詳しくはホームページで随時お伝えしますので、ぜひアクセスしてみてください。(Wakky)

 



 
 

2013年5月10日金曜日

【市民フォーラムおおさか】第3回「いわきーおおさか交流バス」行ってきました♪♪

『同じ場所で、息の長い震災支援を続けていきたい』という思いで、続けています『いわきーおおさか交流バス』も、今回で3回目となりました。

GW真っ只中の5/2(木)~5/5(日)、 3泊4日(車中2泊)の日程で、今回も福島県いわき市にある、高久第一応急仮設住宅で活動を行ないました。総勢38人(スタッフ3人を含む)、上は70代の方から下は18歳の学生さんまで、とても幅広い層のボランティアの皆さんにご参加いただきました。(いつも感じることですが、ボランティアの皆さん 老若男女絶妙のバランスで参加していただけるのが本当に不思議です…)毎回、現地の皆さんとのふれあいによる交流を行なっておりますが、今回は内容的に、前回をさらにボリュームアップしたもので、交流を深めてきました!

現地での活動についてをダイジェストでご紹介します!

『有資格者によるマッサージ』 
今回、2人のあん摩マッサージ指圧師の方にボランティアとして参加していただき、本格的なマッサージを現地の方に提供していただきました。今回の1番人気の活動で、順番待ちの行列ができるほどの大盛況でした!!


『ヨーヨーキルトを使ったパッチワーク作り』
円形に切り抜いた布から直径6・7㎝程度のヨーヨーキルトを作り、それをつなぎ合わせてハンドメイドインテリア作りを行ないました。おしゃべりしながら楽しそうに縫っておられる姿が印象的で、みなさんの思いが、それぞれ1つ1つのキルトにこもっているように思われました。


『アロマセラピーによるハンドケア』
アロマハンドケアは毎回行なっている、『市民フォーラムおおさか』ではお馴染みの活動です。アロマオイルの香りとマッサージの効果で、皆さんとてもリラックスした表情でお話をされていました。また前回好評だった、戸別訪問型のハンドケアも行ないました。



『SONG CAFE (歌声喫茶)』
集会所前に喫茶コーナーを設置し、東成区で喫茶サロン活動をされているボランティア参加者の方による、コーヒーとクッキーの提供を行ないました。入れたてコーヒーのよい香りを、皆さん楽しんでおられました。そして午後からはいよいよ、『SONG CAFE』を開催。キーボートとオカリナの伴奏に合わせ、ナツメロ・童謡・歌謡曲など、皆さんと歌って交流しました。(時間の都合上などによって準備していた全27曲は出来ませんでしたが、心地よいBGMになったようです。)





『たこやき・ベビーカステラ』
カセットガスコンロを持ち込んでの調理でしたので、火加減がとても難しく、すぐに焦げてしまい、正直最初はとても人様にお出しできるものではありませんでしたが、そこは関西人!粉モンDNAのなせる技!ボランティアの皆さんの手際がみるみる良くなっていき、今回も現地の皆さんに喜んでいただけました♪



『囲碁将棋・おもちゃ遊び等』
毎回、子ども用の遊びは充実していたのですが、今回、大人の方にも楽しんでいただけるように囲碁・将棋盤を用意しました。また、参加ボランティアの方が個人的にいろいろ遊び道具を持ちこんでいただいたので、現地の子どもたちも楽しんでくれているようでした。
 
UNOしています!


将棋です!







 
大ビンゴ大会です!

バルーンアートです!







製作したパッチワークとバルーンアートを展示

今回特別に、現地バスの運転手さんの計らいで、大きな津波被害を受けた、JR久ノ浜駅付近まで行くことができました。バスで仮設住宅と宿泊所を往復する街の様子からは、あまり被災地を訪れているという感覚がなかったのですが、2年以上経った今なお、津波の傷跡が残る街並みを見た時は、やはり大きな虚無感をおぼえました。



~参加者の感想~
・仮設住宅の皆さん同士では、何かイベントがないと交流が少ないようで、我々のようなボランティアを心待ちにしてくれている。
・前回一緒に遊んだ子ども達が大きくなっていて驚いた。こちらの顔も覚えていてくれて嬉しかった。続けて交流しているからこその楽しみだと思いました。
・集会場に来られている方は元気そうでしたが、来られなかった方はどうされているのだろうか?
・はじめは、ぽつぽつとか、お返事が少なかったのですが、徐々に昔にした病気の事とか、津波の事とかを溢れ出してくるように話してくれたことが印象に残りました。
・作業に追われて、現地の方とゆっくり話が出来ず、挨拶程度しか出来なかった。
・前回よりも住民の方のお話する内容が楽しいものに変わってきているのを感じた。
・最近では被災地に向かうボランティアバス自体が少なくなっているためか、我々の姿を見て、現地の方から『まだボランティア活動があるんですね?』と逆に話しかけられた。
などのご感想をいただきました。

参加者の皆さん、それぞれ様々な感想を持ったことと思いますが、皆さんに共通している思いは『被災地への関心が希薄になってきている今こそ、継続した支援をしていくことの大切さ』ではないでしょうか。今後どれくらい、この交流バスを継続できるかは確かな見通しは立てませんが、復興が実感できるまで、被災地の方々との間でつないだ絆を絶やすことのないようにしていかねばならないと思います。
最後に、第3回いわきーおおさか交流バスにご参加いただいた皆さま、本当にお疲れ様でした!


そして、第4回に向けて・・・【振り返り会を開催します】
今回の『交流バス振り返り会』を5/17(金)18:30より、大阪市立社会福祉センター3階の第3・第4会議室で予定しています。(もちろん振り返り会後の懇親会もあります!!!)
交流バスに参加した方はもちろん、「今度機会があれば乗ってみたいな」という方のご来場も大歓迎です!第4回に向けてのご意見をお聞かせくださいませ。(荒野)