社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年2月25日月曜日

【急募!!運営ボランティア】 震災復興応援イベント『3.11 from KANSAI』

当センターでは3月10日(日)に実施する
震災復興応援イベント「3.11 from KANSAI」にて
関西に避難されている方の交流会『避難者のつどい in KANSAI』の開催、芋煮のブース出展を行います。

これらの運営にご協力いただけるボランティアを募集します!

震災復興支援に興味がある人
ボランティアが初めての人
知人と一緒に参加したい人
など、どなたでも大歓迎です♪

ボランティアでの参加が難しい方でも、
当日イベント会場にお越しいただくだけで支援につながります。
皆さんで一緒にこのイベントを盛り上げてください!!(椋木)

ボランティア詳細はこちらを★クリック★


震災復興応援イベント『3.11 from KANSAI』とは?
東日本大震災から2年が経とうとしている今、あらためて、東北と関西の連携の取り組みや関西でできることについて皆さんと一緒に考え、復興への「一歩、また一歩」を心から応援するイベントです。昨年に引き続き、当センターが実行委員会を担っています。

地域コミュニティの可能性にワクワクできる仕掛けとヒントを皆で考えました!

悩める地域課題を楽しく解決!おおさか閃きセミナー2013 「地域コミュニティの可能性にワクワクできる仕掛けとヒントとは?」 と題して、2月23日(土)の午前中、約70人の皆さんと一緒にこのテーマについて考えました。

OCVICでは、今年度大阪市のコミュニティビジネス等を促進していく取り組みの一環として、2012年8月~12月まで、「おおさか閃き塾」という市民塾を実施してきました。この塾は、地域コミュニティに関する困りごとや悩みごとのある人がその課題を持ち寄って、新しく多様な人たちとのつながりづくり、地域資源の洗いだし等を通じて、自らがテーマにした課題解決の一歩を踏み出そうというもので、50人以上が参加、最終的には三十数人の塾生が、何らかの具体的アクションを踏み出すか、踏み出そうとする段階にまで至りました。

セミナーでは冒頭、この塾の塾長でもあるOCVIC所長の石田易司から、現在の日本の認知症に対する考え方や社会福祉の考え方の変化などを踏まえつつ、多様な人が主役になれる地域コミュニティ像について、参加者に対して対話の機会を作りながら投げかけました。そのあと、「閃き塾」のプロセスがわかる手づくり映像でイメージを掴みつつ、その考え方やそこから見えてきた場づくりのヒントについて、OCVICスタッフからお話ししました。

メインのプログラムは、この「閃き塾」の塾生3人と塾長・石田とのトークセッション。「会社員が地域コミュニティに関わるには」というテーマで一歩を踏み出した成松秀夫さんは、「福祉やボランティアはタダというイメージだった。高齢者の施設も老人ホームくらいしか知らなかった。リサーチに出掛けた先のNPO法人が運営する地域密着型デイサービスで、継続と品質の担保と言われたので、企業と同じだと感じた。地元の地域でも手に負えなくなったら施設に預ければいいという感じで空き家が増えていくのを目の当たりにして、まちづくりの前にまちなおしが必要だと感じるようになった」と、知らなかった世界への視野の広がりについて、話しました。

「学生がボランティア活動や地域活動に関心を向けるには」というテーマの木下千春さんは、プログラムを通じて「社会が動いていることを実感できた」「学生の目線でどうハードルを下げるかという考え方に変わっていった」といい、クラブやサークル単位で気軽に取り組めるプログラムを企画中です。「親なきあとの障害者と地域コミュニティ」というテーマの安田裕治さんは、塾の講師から投げかけられた「あなたはいいことがしたいのか?社会を変えたいのか?」という投げかけに刺激を受け、コミュニティビジネスの捉え方が変わった」と話し、4年後の退職後を見据えます。

参加者からは「自分の地域でもこんな企画があれば」「次年度も塾があるならぜひ参加したい」「塾生の飾らない言葉が心に響いた」など、嬉しいコメントをたくさん寄せていただきました。
OCVICでは、塾生の皆さんのその後を今後も応援し続け、新たな「閃き塾」についても企画を進めていきたいと考えています。(松尾)
 「おおさか閃き塾」・・・詳しくはこちらのサイトをご覧ください!http://ocviccsb.com/


阿倍野区で第1回企業まちづくり交流会が開催されました!

2月22日(金)の午後、阿倍野区役所を会場に、「第1回企業まちづくり交流会」が開催され、OCVICも運営に参画しました(主催:阿倍野区まちづくりセンター支部等)。約20の企業・大学・専門学校・NPOから30人ほどが参加、それぞれの強みを活かした地域貢献アイデアを考えました。

冒頭で文の里商店街の空き店舗を活用したサロン活動の事例等を通じて、強みを掛け合わせることで新しい価値を生み出せることを体感。そのあとに、小グループにわかれて、地域コミュニティから実際に挙げられている切実な課題も頭に入れつつ、ワークショップが進みました。
「学校や大学に通う若者がデザインコンペなどを通じて地域の広報力を高めるお手伝いができないか」といった具体的なアイデアが出たほか、「今まで決まったところとしかアイデアを考える場を持っていなかったが、いつでも誰でもウェルカムでありたい」という企業からの声も共有されるなど、新しい可能性が多いに感じられる場となりました。

「第2回、第3回と続けていき、この場から生まれたアイデアが実際のカタチとなって事例共有できるようにしていきたい」と阿倍野区まちづくりセンター支部のアドバイザー田中まなみさんの言葉で閉じられたあとも、アチコチで名残惜しい様子が見受けられたことが、有意義な機会であったことの証だなと感じました。(松尾)

2013年2月22日金曜日

東成区「ボランティア活動の楽しさ広め隊」講座2日目!

今日は東成区「ボランティア活動の楽しさ広め隊」講座の2日目にお邪魔しました。
最初は杉下さんにリラックスした空気を作っていただき…
本日の講師は堺市社会福祉協議会の杉下淳哉さんと、堺市北区のボランティア相談コーナー相談員の水本友見子さん。

1日目に続き、アットホームな雰囲気で講座はすすみ、杉下さんからは堺市のボランティア相談コーナーの歴史についてお話をしていただき、続いて水本さんからは日頃のボランティア相談員としての業務や印象に残っているエピソードなどを聞かせていただきました。
水本さんからは10数年の経験をふまえた貴重なお話を
堺市のボランティア相談コーナーは、市民がその運営を担っていることが特徴で、水本さんも堺市全体で56人おられるボランティア相談員の一人。

水本さんは相談員歴10年以上のベテランですが、ご自身の経験から今日お集まりの受講生の皆さんも絶対できる!と力強いエールをいただきました。

受講生の皆さんは、ボランティアがそこまでの業務を担っておられることに驚かれた様子でしたが、水本さんのお話を聞かせていただいて、「よし私達も!」と思っていただけたのではないでしょうか。(溝渕)

2013年2月21日木曜日

【市民フォーラムおおさか】避難所1泊体験 参加者募集中!

 大阪市ボランティア情報センターが事務局を担っている市民フォーラムおおさか(委員長:窪田新一)では、この度「避難所1泊体験」を開催することとなりました。
 普段とは環境が異なる「避難所生活」について考える事で、実際に災害が起きた時に適切な行動を取れるように考えてもらうイベントです。
 以前にも同様のイベントを開催してまいりましたが、今回は多くの現役大学生が計画スタッフとて参加し、過去にない盛り上がりを見せています!
 防災減災について興味や関心のある方、老若男女問わずコミュニケーションをとりたい方など、ご家族そろって是非ご参加ください!!!

◆日 程 2013年3月16日(土)~3月17日(日)

◆場 所 大阪市社会福祉研修・情報センター(大阪市西成区出城2-5-20)

◆参加費 18歳以上…1,000円  18歳未満…500円  (保険料、資料代込)

◆申込みOCVICまで次のいずれかの方法でご連絡ください

QRコードからもお申込みいただけます
①来所、②電話、③Eメール、④申込みフォームの、いずれかの方法で、お名前(ふりがな)、年齢、住所、電話番号、Eメールアドレスを添えてお申し込みください
TEL06-6765-4041 FAX06-6765-5618
Mailvicpc03osakacity-vnet.or.jp (★を@に変えてください)

プログラムの詳細はコチラをご確認ください!

2013年2月18日月曜日

春を先取り!COMVO 3・4月号発行!

ボランティア活動情報誌「COMVO」の3・4月号を発行しました!

今回のOCVICフォーカスは「みんなで再び立ちあがれるように~福島県双葉郡富岡町~」。福島第一原子力発電所事故で警戒区域となった富岡町から避難した人たちを支援する団体への取材記事となります。震災からまもなく2年が経過する今、現地から発せられるメッセージを綴っています。
その他、読み応えたっぷりの情報が詰まったCOMVOを地下鉄の駅等に配架していますので是非手にとってお読みください♪(秋田)

★最新号は → コチラ
★COMVOの配架場所は → コチラ

東成区「ボランティア活動の楽しさ広め隊」講座が始まりました!

アットホームな雰囲気で進みました
東成区ボランティア・市民活動センターでは、2月18日から3回シリーズでボランティア講座が開催されます。

その名も、『ボランティア活動の楽しさ広め隊』!…なかなか気合の入ったネーミングです。そして気合十分で迎えた1回目の講座にお邪魔してお話しをさせていただいて来ました。

外はあいにくの冷たい雨で、人数的には少々さびしい感じもしましたが、逆にアットホームな雰囲気で(←前向き)全員から発言していただくこともできたので、個人的には満足しています。

今週22日(金)には、早や2回目の講座が開催されます。次回は外部から講師をお招きしてのプログラムですので、是非多くの方に参加していただけたらと思います。(溝渕)
 
 

OCVIC日帰り合宿で次年度以降を展望!

OCVICでは、毎年年明けの連休に1泊合宿を行い、事業の検証や次年度以降の検討を行うのが恒例になっています。今年は里帰りバスなど事業との兼ね合いもあり、少し遅いタイミングとなりましたが朝から夕方までみっちり6時間、日帰りでの合宿(2月17日)となりました。

OCVICが何を見据えるべきなのかを時間をかけて話し合い、それと照らし合わせて、今取り組んでいることのいいところ、イマイチなところを抽出しながら、事業の点検を行いました。例年になくスクラップアンドビルドを進めて、より注力すべきものは何かを見出すことができました。

普段はメンバーが揃って時間をかけて話し合うことがなかなか難しく、メンバーの入れ替わりもある中で、OCVICが何を目指すのかが共有しにくくなる傾向がありますが、今回はそのあたりを確かめる良い機会となりました。2月のうちに各事業のさらなる精査や事業で実現させたい状態目標などを詰めて、計画に落とし込んでいきたいと考えています。(松尾)

地域密着・小規模・多機能なデイサービス起業セミナー3日目「ビジネスプランニング」をテーマに開催!(レポート)

赤ちゃんから高齢者まで年齢を問わず、障がいの有無、程度、種別に関わらず、誰でも受け入れ、誰もが地域でその人らしく生活していくことを支援しようという「地域共生ケア」の考え方を広げ、実際に起業しようという人を応援しようというセミナー(主催:地域共生ケア生野推進委員会)が生野区社協を会場に1月26日から4回シリーズでスタート!ボランティア情報センターも運営をお手伝いしています。

3日目となった2月16日は、「ビジネスプランニング」をテーマに、OCVIC・福神が事業計画・資金計画を立てるまでに必要な検討プロセスについて、前回の講師の実践例やデイ事業に絡めながら話しました。
最後には自身が地域密着型デイの起業に関心を持つきっかけや動機、感じている課題などを参加者同士で話し合い、次回までの宿題となったプランシート作りの契機となりました。短い時間でしたが、互いの思いを共有することで参加者同士の良い刺激になったようです。次回は3月2日、最終回です。(松尾)

2013年2月16日土曜日

国際親善 女子車椅子バスケットボール大会を応援!

2月14日(木)~16(土)の3日間、大阪市中央体育館において「国際親善 女子車椅子バスケットボール大会」が開催されました。
詳細はコチラ→ http://www18.ocn.ne.jp/~osakacup/

ボラセンでは、毎年この大会を応援で盛り上げていただくボランティア『ふれ愛フレンド』を募集しています。
そろいのハッピで受付も手伝っていただきました
今日は最終日。朝早くからボランティアの皆さんに駆けつけていただき、各国選手に声援をおくっていただきました。
熱戦に声援を送ります!
実際に目の前で見ると、車椅子を自在に操りスゴイ速さでターンしたり、車椅子同士が激しく接触するプレーもあり、女子とはいえ迫力満点!

今年の大会は終わってしまいましたが、観戦したことがないという方は是非一度ご覧いただきたいと思います。

ふれ愛フレンドの皆さん、そして選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。(溝渕)

2013年2月15日金曜日

【ご紹介】2/20 外務省主催NGO研究会「大学とNGOの連携」公開シンポジウムが開催されます。

関西NGO協議会さんからご案内をいただきました。

関西NGO協議会さんは、外務省から平成24年度NGOにおけるテーマ別能力向上プログラム(NGO研究会)の委嘱を受け、「大学との連携促進による、国際協力NGOの組織力強化とスタッフの能力向上」をテーマに、調査研究を続けてこられました。このたび、成果発表及び社会還元を目的とした公開シンポジウムを開催されます。
ポイントは・・・!
・事業開発や財源確保に大学との連携を戦略的に活用しているインドネシアのNGO「COMBINE Resource Institution」の関係者を招聘し、その視点や実践事例を学びます。
・フェアプラス×京都造形芸術大学×障害者作業所「アパカ・フェアトレード商品開発プロジェクト」に関する報告があります。
・大学とNGO関係者とが直接意見交換するワークショップなど人脈形成に役立つプログラムで、新たな事業開発や組織力強化に向けたヒントが満載!だそうです。皆さんにもご紹介させていただきます!(松尾)

◎外務省主催NGO研究会「大学とNGOの連携」公開シンポジウム(大阪)のご案内

【日  時】2013年2月20日(水)14:00-17:00(開場 13:30)
【会  場】大学コンソーシアム大阪 ルームD・E
            (大阪市北区梅田1-2-2-400駅前第2ビル4階 キャンパスポート大阪)
      http://www.consortium-osaka.gr.jp/about/access.html
【定  員】70人(当日参加も可能ですが、準備の都合上、なるべく事前にお申し込みください)
【参加費】無料
【プログラム】(日本語/英語通訳あり)
[第1部]
海外における連携事例の報告
「インドネシアCOMBINE Resource Institutionによる大阪大学のフィールドスタディ受入と事業開発の取り組み」(仮題)
<登壇者>
吉富志津代・大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任准教授
ランゴアイニ・ジャジャ(ニク)
Ranggoaini Jahja (Nieke)
Managing Director, COMBINE Resource Institution

[第2部]
「スマートな連携研究」報告、「共同事業立案」報告
1)フェアプラス×京都造形芸術大学×障害者作業所「アパカ・フェアトレード商品開発プロジェクト」
2)海外スタディツアーに関する総合データベース構築事業

[第3部]
グループディスカッション

【お問い合わせ・お申し込み】
お名前、ご所属、ご連絡先(メール、お電話番号)を以下までお申し込みください。

特定非営利活動法人関西NGO協議会
〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30 大阪聖パウロ教会4階
電話番号:06-6377-5144
FAX:06-6377-5148
E-mail:kenkyukai@kansaingo.net

2013年2月14日木曜日

地域運営の新しい仕組みづくりをどう支援するか現状を共有する学習会が開かれました!

2月13日晩、「地域運営の新しい仕組み『地活協』形成の現状と今後」と題したシンポジウムが開かれました(主催:大阪市立大学大学院創造都市研究科)。企画の周知期間も2週間ほどと短かったにも関わらず、会場一杯の約80人近くが参加、関心の高さが感じられました。

はじめに大阪市立大学院教授の柏木宏さんから「地活協=地域活動協議会」とは何か、背景や市政改革の中で位置、描かれている展望などについて紹介されました。地域活動協議会とは、一言で言えば地域の将来像を共有しながら多様な主体が地域運営に参画する仕組みのことです。(詳しくは各リンク先をご覧ください)

メインのプログラムでは、現在市内5ブロックでその協議会の組成、運営支援に中間支援組織としてあたっている3つの事業体が現状と課題、方向性などで意見を交わしました。私たち大阪市社会福祉協議会も北と南の2ブロックで中間支援組織として事業を行っていて、ボランティア情報センターの溝渕が代表してシンポジウムに臨みました。

三者の話しに共通する点は、当初25年度末が形成・運営支援の目処とされていたのが、24年度中の協議会形成へと急遽舵が切られ、行政サイドである種至上命題化されたことによって、組織の器を作ることに力を注ぐ状況を迫られて、ビジョンを話し合うゆとりなどが持てていないこと、それでも「地域を変えていこう」とする息吹が地域の中から芽生えていることなどがそれぞれから触れられました。

フロアからは「市民と行政の関わり方をどうするのかが究極の命題。行政職員自身がどう考えているのか行動で示すべき」「今回の新しい取組みについて、ほとんど一般市民には見えてないし知らない人の方が多い。ボランティアやNPOには声もかからない。これでは何も変らないのでは」といった厳しい意見が相次ぎました。でも私は今回のような開かれた場で、立場の異なる人が同じ方向を見据えて意見や議論を重ねること、対話の機会を重ねること以外に、取組みを熟成させる方法はないのではないかとも感じました。(松尾)

「心が軽くなった~♪」プロジェクトマネジメント講座、大盛況☆

即席プロジェクトチームで、
プロジェクトマネジメントを体感!
先日2/9(土)の午後、「おおさか閃き塾」オプション企画②として、「心が軽くなるプロジェクトマネジメント」講座が、大盛況のうちに終了しました♪
プロジェクトマネジメントとは、プロジェクト(※1)のミッションを、期限までに、予算内で、満足する状態で実現させることを目指して行われる活動のこと。

例えば、
そのプロジェクトの「範囲」を決めておいたり、
プロジェクトを構成する各活動のスケジュールを立てたり、
予算を作成したり、
どのような状態をゴールとするかを考えたり、
チームを組んだり、
必要な資源を調達したり、
リスク対策を考えたり、
メンバーや利害関係者とどのようなコミュニケーションを図っていくかを考えたり、
といった諸々のことを指します。

文字で書くと、とってもに難しそうに見えますが、日常生活や仕事の中で、誰しも無意識のうちに行なっていることでもあります。
その“無意識に”を“見える化”するのが「心が軽くなるプロジェクトマネジメント」
見えないことを、いつ見えるようにするのかをメンバー皆で決めておくことが、心を軽くする大きな要因となります。


熱心に詳細を決めていきます!
今回の講座では、ワークショップ形式で、このプロセスを体感!

最初に、ハッピーアースデイ大阪実行委員会の上野山さんから実際の活動(プロジェクトの集合体!)のお話を聞いた後、5人の提案者のプロジェクトを検討すべく、5つの即席プロジェクトチームを結成し、各プロジェクトを実行に移していくにあたっての詳細を詰めていきました。





テープカッターの重みで橋が…皆さん、大はしゃぎです♪
そして、最後には、チーム対抗での“ブリッジプロジェクト!A4用紙のみを使い、重たいテープカッターを載せることができ、しかもテープカッターが下をくぐれる高さのある橋を作るプロジェクトに取り組み、5チームがいかに低コスト(使用する紙の枚数)で、短時間に、高品質の(丈夫な)橋を作れるかを競いました♪

「あっ、通った~!!」
成松さんの厳しい品質チェックをパス
一番早く橋が完成したチームの皆さん☆
得意気です^^
習得するのに、時間もお金もかかるプロジェクトマネジメントについて、そのエッセンスをわかりやすく体感できる講座として組み立ててくださったファシリテーターの成松秀夫さんは、「おおさか閃き塾」の塾生さん。1/26の「閃きフューチャーセンター」に引き続き、皆さんをファシリテートしてくださいました。

「閃き塾」の中で、プロジェクトマネジメントの考え方は企業人だけでなく、市民活動やボランティア活動をしている人たちにも非常に役に立つはず、とのお話をお聞きして実現したのが、今回のオプション企画。体で感じられ、とても楽しく、必要な要素が学べる、とっても有意義な4時間の講座でした!

参加者アンケートでも、「“見える化”で、心が軽くなった♪」「自分もやってみよう、挑戦してみようと思った!」と、皆さん大いにやる気を刺激されたご様子でした。事務局の私は、今回はオブザーバーとして参加。一緒にワークできないことを、本当に寂しく思った、今回の講座でした!

そして…講座終了後は、「閃き塾」恒例の懇親会「1000円出しの会」を久々に企画。お昼の講座には参加できなかったけど「1000円出し」には参加!と、駆けつけてくださった塾生さんもおられ、事務局としては大感激!!塾生も、塾生でない今回講座の参加者も、熱く語り合い、しみじみと心に染み入る、とてもよい会になりました。

成松さんはじめ、昼のみ・夜のみ&昼も夜も、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

オプション企画の第3弾は、現在、企画をあたため中。
今度はどんな企画が実現するのか、乞う、ご期待です~☆(市居)

(※1)プロジェクト:固有のミッション=任務・使命があり、実行の期限があるもの。


クールカフェ×USJ従業員組合がコラボ!「乳がんセミナー」開催(レポート)

 1月25日(金)18:30~19:30に大阪市此花区にあるユー・エス・ジェイ クルー  アライアンス(ユー・エス・ジェイ従業員組合)の女性組合員を対象に『乳がん検診って、どんなことするの?教えて貴子先生!』と題した乳がんセミナーが開催されました。この企画は組合役員の2人の若い女性の企画で、乳がん検診費補助と連動して乳がん検診へ関心を持ってもらうことが目的です。乳がん検診に際してそもそも乳がんの知識を受診者は持っているのかな?と言う疑問から始まりました。

 
 一方で、私たちが今年度開催した市民塾『おおさか閃き塾』の塾生で、 乳がん啓発と患者フォローのグループ「クールカフェ」を主宰する廣田好美さんが、塾に寄せた課題(乳がんへの啓発事業の拡充)に取り組む一環として企業にも関心を持って頂こうと複数の企業インタビューを実行!以前より社会貢献に熱心に取り組まれるUSJへインタビューを行ったことも契機となり、クルー アライアンスへの「乳がんセミナー」開催をご提案し、コラボ実現の運びとなりました!

 セミナーではがんコーディネーターの脇田貴子先生と乳がん体験者がお話をされました。講座では乳がんは50代がピークで16人に1人が発症し、女性の死亡率No1となっていること、予防は難しく検診が一番であるだけではなく、自身でしこりを見つけることも可能であることなどのお話しに、参加者は熱心に聞き入っていました。
さらに乳がん体験者からは「しこりに気がつき、早期発見であった」「毎年触診をしていたが、気がつかずマンモグラフィで発見できた」とのお話しもあり、最後に「乳がんが見つかったら怖いから行きたくない人がいるが、何も無いこと確認してほしい』と締めくくられました。
 質問のコーナーでは、検診時期や自己触診の具体的方法などが上がり、脇田先生が丁寧に答えられました。また廣田好美さんからはオリジナルの「乳がん手帳」「乳がん検診記録手帳」を配布して、検診の継続を訴えました。

今回、媒介役としてお呼び頂いた立場ではありましたが、やはり女性の1人として興味深く聞き入りました。検診で1人でも命が救える大切さを感じ、クールカフェ×USJクルー  アライアンスのマッチング効果を実感できたひとときでした。(小野)

2013年2月11日月曜日

【!緊急!】ボランティア情報センター所長がラジオ番組に出演!

突然ですが!


本日、当センターの所長(石田 易司)がラジオ番組に出演いたします!



ラジオ大阪 1314KHz
19:30~20:26 赤バラシニア倶楽部

ラジオ大阪はインターネット(radiko.jp)からもお聞きいただけます。

配信エリア…滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
(ネットワーク環境によってはエリア内でも聴取できない場合もあります)

赤バラシニア倶楽部は、NPO法人 情熱の赤いバラ協会が運営されています。
赤バラ協会は、高齢者が「健康」で不安なく、 「安心」「安全」な生活ができるように「エコ」に配慮した社会をざす団体です。

生収録とのこと、どんな話が出てくるか…出演しない自分もドキドキしています^^

お時間が合えば是非、聞いてくださいね!
(川口)

2013年2月10日日曜日

社会起業家を目指す若者のためのビジネスプランコンペ「edge2013ファイナル」に参加してきました!

2月10日、梅田スカイビルで開かれた「社会起業家を目指す若者のためのビジネスプランコンペ『edge2013ファイナル』」(主催:NPO法人edge)にスタッフ数人で参加してきました。

ファイナリストと直接やりとりできるコミュニ
ケーションタイムで熱気があがる会場
9回目になるという今回は4組のファイナリストがプレゼンテーション。その4組とは・・・通信制高校向けのキャリア教育事業「クレッシェンド」(NPO法人D×P)、若者に受け入れられるリデザインされた高齢者のパッチワークづくりを通じた社会的孤立の未然防止モデル(patch-work)、ひとり親家庭の子どもの個食、欠食、栄養偏重を無くしていくためのサンデーキッズシェフ事業(ミノリティ)、肥満率ワースト2位の宮崎で立ち上げる、健康サポート食堂事業(フロム・エム)・・・

審査の結果は、最優秀賞は該当なし、優秀賞にNPO法人D×Pのキャリア教育事業「クレッシェンド」が選ばれました。どのプレゼンも、10分という限られた時間の中で熱い思いをぶつけながら、社会的な課題をどう事業として解決していくかを真摯に語るその姿に、心を揺さぶられた気がしましたし、冒頭のトークセッションのやりとりで触れられていた「社会起業を応援する人をどう増やすか、失敗しても再チャレンジが許容される社会をどう作るか」という意味で、会場に集った人のさまざまな思いにも触れ、10年後、20年後の未来にもつい思いを馳せてしまった一日でした。準備・運営にあられたすべての方々に感謝です!(松尾)


起業の先輩に耳を傾けて~生野で地域密着デイサービス起業セミナーの第2回開催!(レポート)

赤ちゃんから高齢者まで年齢を問わず、障がいの有無、程度、種別に関わらず、誰でも受け入れ、誰もが地域でその人らしく生活していくことを支援しようという「地域共生ケア」の考え方を広げ、実際に起業しようという人を応援しようというセミナー(主催:地域共生ケア生野推進委員会)が生野区社協を会場に1月26日から4回シリーズでスタート!ボランティア情報センターも運営をお手伝いしています。

2月9日は第2回。「先輩に聞く起業」と題して開催され、茨木市で民家型の地域共生ホーム、認知症対応型デイサービス付高齢者向け住宅を運営するNPO法人ほっとすまいるの米田早苗さん、生野区内で宅老所を2ヵ所運営するアデランテ株式会社の西村洋三さんが、それぞれの実体験をもとに、共生ケアの実際、立ち上げから軌道に乗せるまでのプロセスのお話しをしてくださいました。
米田さんからは、利用者やそこで働く人の笑顔が運営のバロメーターになること、高齢者と障がい者、こどもが一緒にいることの意味や良さ、若いお母さんが小さな子どもを連れて働ける場づくりの実際などについて熱く語ってくださいました。
西村さんからは、「米田さんと被らないところを」と自身の起業のプロセスについて、どんな思いで、どんな法人格をどういう理由で選んで、場所や事業内容をどう決めていったか、大阪市が新たに始めた「保育ママ事業」の活用も含めて、事業をどのように展開しているか、具体的にお話ししてくださいました。
んー、やっぱり実践に勝るものなし!と痛み入った2時間でした。(松尾)

地域コミュニティとNPO・CBの接点を対話を通じて考える企画をお手伝い!

2月8日、天王寺区社協が主催する「地域愛でつながろう!『NPO』『コミュニティ・ビジネス』ってなあに?」の第2回が開かれ、進行のお手伝いをしてきました。今回のプログラムは、天王寺区内に活動拠点を置く2つのNPO法人の活動の実際について耳を傾けたうえで、地域コミュニティとのつながりを、対話を通じて考えようという趣旨で企画されました。

ひきこもり状態にある人の在宅就労などを支援するNPO法人若者国際支援協会の代表理事・横山泰三さん、精神障害者の地域生活を支援するNPO法人ヒットの副理事長・芦田邦子さんのお二人から、NPOの立上げ経緯、理念、事業の内容、地域との関わりなどについてお話しいただいたあと、フロアから地域からの目線でNPOに思うこと、お二人からはNPOの目線で地域に思うことをふせんに書き出してもらい、それをもとに時間の許す限り相互のコミュニケーションを図りました。

地域からNPOへの投げかけとしては、「お金のやりくり」「仕事としてどう成立させているのか」「活動の内容が見えない」、「地域でNPOとして活動することの利点は何か」、NPOから地域への投げかけとしては「コミュニケーションをもっと図りたいがどうすれば・・・」といったことが挙げられ、意見を交換しあいました。参加者の中からは「同じ地域でこのような活動をされているとは全く知らなかった」「NPOと聞くと海外での活動や縁遠い気がしていたが、お話しを聞いて、自分たちの(地域での)活動と似た思いで活動されているのが感じられた」といった感想が聞かれ、互いの心理的距離はグッと近づいた、重なる部分が感じられた時間となりました。終了後、自身の活動をどうNPO化、CB化していけるかといった相談も寄せられ、関心の高まりも感じられたひとときでした。
(松尾)

天保山・大観覧車前に隠れスポットあり!(社会貢献見学バスツアーの下見をしてきました)

2月6日(水)、3月16日に実施予定の社会貢献見学バスツアー「やれそーしゃる2013」の下見を行ってきました!立ち寄りスポットのひとつ、ベジタブルレストラン「グリーンズ」さんは、隠れスポットです。海遊館横の大観覧車のすぐ目の前にあるこじんまりとしいてオシャレな、そして統合失調症を抱える人がスタッフとして働くソーシャルなレストランなんですが、福祉福祉していないオシャレさ、シンプルさがとても新鮮!お味も値段もとっても満足感を満たしてくれる素敵なお店です!訪れたこの日も多くのお客さんで賑わっていました!
バスツアー当日は、全員で座れる座席数がないために、同じ法人で作っているお弁当をいただく予定ですが、ぜひこの隠れたスポットを皆さんにも知っていただきたく!おいしいランチをいただくことが社会貢献につながるレストラン。「オモロそやな」と思った方はぜひバスツアーへご参加を!(松尾)  ※バスツアーの詳細はOCVICのHPをご覧ください。既に定員の半分、お申込みをいただいています。

2013年2月9日土曜日

天王寺区災害ボランティア講座(最終回)でした


リーダーには青いビブスを着用していただきます

 天王寺区社協が3週連続で開催してきた「災害ボランティア講座」の最終回に行って来ました。

 今日は天王寺区社協「ゆうあい」の3階に“プチ災害ボランティアセンター”を再現し、ボランティアの受付からマッチング→資材の受け渡し→地図を確認して出発→帰着後の活動報告という体験をしていただきました。
 
 ホントにプチ体験ではありましたが、活動経験のある参加者からも「ボランティアに行った時のことを思い出しました」という声もいただき、皆さん何となく雰囲気はつかんでいただけたのではないでしょうか。
「●●の活動に参加していただける方っ!」「はいっ!」

 このあと、実際に天王寺区で災害ボランティアセンターの設置が予定されている「クレオ大阪中央」まで徒歩で移動し、改めて災害ボラセン設置場所として、皆さんに考えていただくことができました。

 ふたたび「ゆうあい」に戻ってからの振り返りでは、「クレオで災害ボラセンは無理(構造的な問題や立地的な問題含めて)」、「このような講座をもっと開催するべき」、「地域や学校の防災訓練でも災害ボラセンのことやボランティアへお願いできる内容などについて学ぶべき」、その他、本当に多くのご意見が皆さんから出されました。

クレオ中央を見学「ここに災害ボラセンが設置されるんです」
 
 また、「今回明らかになった課題(不安要素など)をきちんと発信していただけるのか」というご意見もありましたので、是非その点は、これからの天王寺区における災害ボランティアセンターの設置や防災・減災の取り組みに生かしていかなければならないと感じました。

 限られた時間の中での講座でしたが、皆さん毎回とても熱心に受講され、実りの多い機会になったのではないかと思います。このような取り組みが、どんどん広がっていけばいいですね!(溝渕)

2013年2月5日火曜日

~Cafe IMONIKAI~1月の報告

 報告が遅くなってしまいましたが、
1月の~Cafe IMONIKAI~を開催しました。
 寒い日でしたが、開始時間の10時を過ぎると、皆さん明るい笑顔で集まってくださり、軽食と喫茶を楽しみながら楽しい交流がスタートしました。
 避難者同士で情報交換する方や、毎回参加していただいている弁護士さんと真剣な表情で生活相談する方もあり、それぞれに有意義な時間を過ごしました。
 子どもたちも元気いっぱいで、会場を所せましと走りまわり、愛らしい笑顔に私たちスタッフも癒されました。
 今回は大人7人、子ども7人のご参加をいただきました。みなさんの笑顔と子ども達の歓声に包まれた、にぎやかで楽しい1日となりました。
 次回の~Cafe IMONIKAI~は、2月27日 (水) の10時から15時に実施します。

【お知らせ】
 保育ボランティアさんを募集中です!興味のある方はお気軽にボランティア情報センターまでお問い合わせください。 (秋山)


今年も開催されます!震災復興応援イベント「3.11 from KANSAI」~ブース出展者説明会に参加してきました

昨年3月10日・11日に梅田スカイビルにて開催された、震災復興応援イベント「3.11 from KANSAI ~まだまだ、これから~」。

今年は3月10日(日)に、「3.11 from KANSAI ~一歩、また一歩~」として開催されます(詳細はこちら)。ボランティア情報センターでは、今年もその実行委員会に参画し、「避難者のつどい in KANSAI」と東北郷土料理の芋煮を振る舞います。

2月4日にブース出展者の説明会がありました。
東日本大震災から2年を迎える今年は、関西の人に被災地の方や県外避難をされている方の現状を伝えるというテーマがあります。ブース出展者にも、震災復興におけるリアルタイムの課題を共有するという意図での情報共有も行われました。

福島から避難し、関西で支援活動をされている「関西県外避難者の会 福島フォーラム」の遠藤さん。仙台で被災地でのNPOを支援している「NPO杜の伝言板ゆるる」の大久保さん。

お2人の現在の支援活動と、これからの支援のあり方をお話いただきました。
まだまだこれから、自分たちができる支援を考えさせられる会でした。



3月10日のイベント当日・前日に、運営のボランティア募集をする予定です!
詳細が決まり次第、ホームページにも掲載しますので、よろしくお願いします♪(椋木)

2013年2月4日月曜日

第一学院高等学校・大阪キャンパスを訪問してきました!

先日、第一学院高等学校大阪キャンパスのキャンパス長の山口礎人先生が
生徒に紹介できるボランティアを紹介してほしいと、当センターに相談に来られました。

生徒に主体性やコミュニケーション能力を磨いてほしい。
様々な経験から「おもしろい」と思えるきっかけを作ってあげたい。
そんな山口礎人先生の熱い想いに共感し、実際に学校を見学させてもらいたいとお願いし、1月31日(木)に北区にあるキャンパスにお邪魔させてもらいました。

 


先日紹介させていただいた、当センターのボラ☆チャレ(ボランティア・市民活動体験)の継続プログラム冊子がカウンターに置いてあったり、「福祉教育・ボランティア学習のホームページの教材も全てダウンロードしましたよ!」とのお言葉もいただき、こちらもうれしくなりました。

現在も様々な社会貢献活動を実施していたり、学力向上だけを目的にするのではなく、生きる力を育てられるような教育をしたいと、近年力をいれているとのこと。「自分(先生)たちが変わっていかないと、生徒も変わっていかない」
と熱く語られていました。
ボランティア活動先の紹介、福祉教育プログラムの提供、地域とつながるきっかけ作りなど、当センターのできる支援をこれからも続けていきたいと思っています♪(椋木)
 

2013年2月2日土曜日

気仙沼からゲストを招き、天王寺区・第2回『災害ボランティア講座』が開催されました

映像も交えてお話しいただきました
天王寺区社協では、先週に続いて第2回目となる『災害ボランティア講座』が開催されました。今日は講師として、はるばる宮城県気仙沼市から、気仙沼市社会福祉協議会職員の齋藤嘉徳さんと気仙沼市役所職員の熊谷航さんをお招きし、「被災地からの声」と題して講演をいただきました。

 東日本大震災では、気仙沼市社協の事務所も津波被害を受け、今回の講座のテーマである災害ボランティアセンターの設置に向けて準備していた資料や通信機器、車両などもすべて流され、まさに手探りの中での災害ボラセンの立ち上げであったこと。職員自身も被災し、自宅も津波被害に遭いながらボランティアの受け入れに追われていたことなど、“大変”などとひと言では言い表せないご苦労があったことを感じました。
齋藤さん(左)と熊谷さん
最後は、熊谷さんも加わって会場からの質問にも答えていただきました。熊谷さんは大震災で当時就職が決まっていた会社の採用が取り消しになり、災害ボランティアセンターで4ヵ月ボランティアとして活動されたのち、気仙沼市役所に就職されたという経歴の持ち主です。

 お二人からいただいたメッセージはたくさんありますが、「ちゃんと現地に届く支援がしたい」という会場の意見に対して、齋藤さんがおっしゃられたことは、先日福島に行った時にも現地の方々からいただいた言葉と同じでした。

 それは、「忘れないでいて欲しい」ということです。
 お金を寄付するとか東北の物産を購入するということは、もちろんひとつの支援のかたちではあると思います。しかし、大阪に避難して来られている人達からよく聞かれる言葉も、この「忘れないで欲しい」です。

 受講生にとって、災害ボランティアセンターに対する理解とともに、被災地支援のあり方についても改めて考えさせられた今日の講座だったのではないでしょうか。 (溝渕)

 

鶴見区で「災害時に役立つケータイ講座」をお手伝い!

2月1日の午前中、鶴見区社協にお邪魔して、ボランティア連絡会の学習会として開かれた「災害時に役立つケータイ講座」をお手伝いしてきました!

区内のボランティア団体9団体から28人が参加されたこの学習会では、普段使っているケータイ・スマホで、災害伝言板サービスを使ってみました。

ドコモ、au、ソフトバンクと携帯会社ごとに集まって進めていくのですが、普段電話やメール以外の機能はあまり使っておられない方も多く、スクロールがわからなかったり、小さなボタンが押しにくかったりと四苦八苦。そのうえ機種によって若干ステップが違うので、なかなか足並みは揃いません・・・。それでも今日は時間にゆとりを持ちつつ、チームワークよく皆さん同士で助け合ってくださったので、伝言板の入口にアクセス→伝言を残す・確認する→コメントを書いたりお知り合い同士の伝言を確認する、といったところまで一通りの流れをほぼ皆さん体験することができました。

おわりに固定電話等で利用可能な「災害伝言ダイヤル」のことにも触れたところ、「家に帰ったら早速試してみるわ」と皆さんとても積極的!「いろんな手段やその違いを知っておくこと、家族や親しい友だちと一緒に試してみることが大切だと思いました」と嬉しい感想も残してくださいました。

毎月1日・15日は体験利用ができるので、皆さんも「災害伝言板」をお試しあれ!
(松尾)

2013年2月1日金曜日

平野区『こころのほかほか講座』に参加しました!

 
 今日は平野区で開催された精神保健福祉ボランティア養成講座「こころのほかほか講座」にお邪魔してきました。
 
 毎年開催されている、この講座。今日は先週に続いて2回目。難しいテーマにも関わらず会場は満席で関心の高さがうかがえます。
 
 前半は、当事者の方から「気がついてみたら、統合失調症だった」と題した体験談を聞かせていただきました。周囲の無理解や自身の病識のなさから、長い間苦しまれた様子が伝わりました。
 

 
 後半は、12年の長きにわたって当事者に関わってこられた精神保健福祉ボランティアグループ『ユニコーン』代表の浦尾さんが、ご自身の活動への参加のきっかけからグループの結成やこれまでの活動について、スライドを使って紹介されました。
さらに、その後は参加者全員で輪になって質問をしたり、この日参加されていたユニコーンのメンバーの皆さんの話を聞かせていただいたり…。あっという間に時間が過ぎていきました。

 この講座をきっかけに、精神障がいへの理解が深まり、そこに関わってみようと考える人が一人でも増えたらいいですね。 (溝渕)


モグモグ、もくもく。

明後日は節分ということで、ボランティア情報センターではお昼休みに恵方巻き大会を開催しました。

恵方巻きはその年の恵方を向いて無言で食べるのが決まりだそうです。
今年の恵方は南南東!



…うーん。
あきらかにみんな向いている方向がバラバラ。
(^_^;)

お昼のプチイベントで気分もすっかり、リフレッシュ♪
仲の良いボランティア情報センターでした。
(河崎)