社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年12月29日土曜日

年末のご挨拶…皆さま今年一年ありがとうございました!

ボランティア情報センターは昨日で今年の仕事納めとなりました。
恒例の大掃除等々でバタバタしましたが、無事に年末最終日を迎えることができました。
いろいろな意味で激動の2012年!みなさま、今年も一年ありがとうございました(*^_^*)
蛍光灯は一本一本拭き掃除。肩がもうパンパン(>_<)

2013年は1月4日(金)より元気にスタートします!そして走り続けます!
来年もどうぞよろしくお願いします。(ボランティア情報センタースタッフ一同)

体調が優れないため、年末でスタッフの藤居(中央黒ベスト)が退職しました。
藤居君の分までミンナで来年もがんばろー(^^♪


 

2012年12月28日金曜日

~Cafe IMONOKAI~12月は1日遅れのクリスマス!


すっかり恒例となりました「Cafe IMONIKAI」ですが、12月はスペシャル企画として「1日遅れのクリスマス会 こどもサンタのプレゼント!」として12月26日(水)に開催されました。
 この日は全国的に冷え込みの厳しい冬日となりましたが、サンタさんが来るかも・・・という思惑からか(?)、おとな18人、こども14人の参加があり、にぎやかなパーティーとなりました。


 午前中はコーヒーやジュースを飲みながら、楽しい歓談の花が咲き、貴重な情報交換の場となりました。午後からは子どもサンタ役の子ども達が、ホイップクリームやチョコレート、キャラメル等を使ってオリジナルにトッピングした個性豊かなコーヒーを大人達にプレゼントした後、手作りのお菓子で楽しいひとときを過ごしました。

今回、特別参加としてマジシャンSHIGEZOさんによるトランプを使った本格的な手品が披露され、間近で見つめる子ども達も不思議そうに頭をひねるばかりで、SHIGEZOさんの軽妙なトークに会場は笑いにつつまれました。
 最後にたくさんのサンタさんが現れて子ども達一人ひとりにクリスマスプレゼントが贈られました。

「Cafe IMONIKAI」は毎月、第4水曜日に開催し、関西方面に避難している方々の憩いと交流のスペースとなっています。次回の開催日は、1月23日(水)10:00~15:00で、参加費は無料です。
 どうぞお気軽にご参加ください。(秋山)

☆NEW☆福祉教育・ボランティア学習の情報発信します

大阪市の社会福祉協議会が取り組む福祉教育・ボランティア学習の情報を、ボランティア情報センターHPで公開します!!
福祉教育や人権教育を地域で推進したい学校や企業などのみなさま、一度チェックしてみてください☆(岡田)

こんなうれしい贈りものがありました♪

先日、ボランティアの方からたくさんの婦人靴を提供いただきました。
どこか喜んでもらえるお渡し先をと、いろんな人に伺っていたところ…
宮城県大船渡市にある大立仮設住宅の方々が是非いただきたい!
ということでご紹介をいただきました。
およそ50足の婦人靴を段ボール箱いっぱいにお送りしたところ、
お礼にということで、こんなあたたかい贈りものをいただきました。
うさぎさんとふくろうさん♪早速カウンタに飾らせてもらってます

この仮設にお住まいの75歳以上のなんと平均年齢が85歳!!で構成されたチームの方々で、”少しでも感謝の意を表したい”と、一生懸命作っていらっしゃるとのことで、とてもあたたかい気持ちが伝わってきました。

何かお役に立てればという方のお気持ちが、こんな風なかたちになって返ってきた、そんな方々の間に立たせていただいて感謝です♪(椋木)


2012年12月23日日曜日

「大阪の社会福祉を考える会」に参加して来ました!

 今日(12月23日)は大阪府社会福祉会館で勉強会が開催されました。その名も『大阪の社会福祉を考える会』。今回は2回目でしたが、大阪はもとより全国のボランティア・市民活動、社会福祉を牽引しておられるそうそうたるメンバーが集まっています。

 岡本栄一さんに上野谷加代子さん、ボラセン所長でもある石田易司さん、ボラセンの講座でもお世話になっている新崎国広さん、大阪ボランティア協会の早瀬昇さん、などなど。

 今日は欠席の先生もおられましたが、こんなに豪華なメンバーが小さな会議室で大阪の社会福祉について語り合っておられることを、そこに私たち社協職員も加えていただいていることを有り難く思います。

 この勉強会は、昨今の大阪の社会福祉(特に社協)を取り巻く状況について、多くの関係者が関心を寄せ、心配をしていただいているということでもあり、社協職員としては、このような機会を力に変えていかなければならないと強く思っています。(溝渕)

2012年12月22日土曜日

ボランティアコーディネーター研修会を開催しました


 12月20日(木)、今年最後のボランティアコーディネーター研修会が開催されました。
 
 大阪市内の各区ボランティア・ビューローでは、約20年続いてきた現在の運営や事業推進のあり方を見直し、ボランティア・市民活動センターとして新たに歩み始めている区があります。

 この日は、その一つである住吉区の区民センターを会場にして、今年度、ボランティア・市民活動センター化を果たした東成区と住吉区から、それぞれ報告をいただき、報告の合い間には住吉区ボランティア・市民活動センターがサテライト機能を設置している区民交流スペース(区社協を含む4者による運営)の見学も行いました。


 住吉区では、区民がスタッフとしてセンター運営に関わっておられます。この日も交流スペースにおられたスタッフからセンターの説明があり、参加者は熱心に聞き入っていました。 
 

 住吉区の担当者から行われた報告の最後では、ボランティア・市民活動センター化を行ったことで、より多くの地域住民の参画が得られたり、新たな出会いがあったこと。そして、センター化は単なる名称変更にとどまらず、区社協の機能を強化するツールになりうるものという結びがありました。(溝渕)
 

2012年12月21日金曜日

「おおさか閃き塾」全日程終了、課題と目標を見つめ直していざ!

12月15日・閃き塾7日目。今回で一区切りがつく閃き塾では、前回塾生が宣言した「はじめの一歩」と、それぞれが持ち寄った地域課題、そしてその課題がどういう状態になっていることを目指すかを関連づけながら捉え直して、ぶれないアクションとしていくための検証を行いました。

それらのプロセスを経て、より具体化したアクションとして、例えば「地元のコミュニティの困りごとの可視化、コミュニティリーダーを輩出するために地域のことをいろんな角度からリサーチしてみる」「コミュニティスペースの活性化に向けて、核となる人材探しのために視野を広げ、情報発信にも工夫してみる」「学生がボランティア活動になぜ関心が向かないか疑問に思い続けてきたが、学生目線の視点も大切にして、学生向けのリサーチを行ってみる」「障がい者の親無き後の生活について悩み続けているが、まちで支える、地域を育てるという発想が持てた。4年後の定年までに海外の事例等も調べたい」など、思い思いに理想とする状況を生み出すために何から始めればいいかを、一歩深く考え、共有し、互いに励まし合う最終回となりました。

「おおさか閃き塾」の連続プログラムは今回で一旦区切りがつきますが、塾生の皆さんからは、これまでもプログラムの合間や終了してからも自身のテーマにアプローチするための相談が継続的に寄せられています。
ボランティア情報センターでは、塾生の皆さん一人ひとりが持ち寄られた地域課題が解決に近づくように、これからも共に悩みながら歩みを進めていきます。1月、2月には一般参加も歓迎するオープンなスタイルで、フォローアッププログラム なども実施予定です。(告知ができる段階になりましたら、このサイトでもお知らせします。専用サイト「閃きおおさか」もご覧ください!)「おおさか閃き塾」の今後も、随時発信していきますので、よろしくお願いします。塾生の皆さん、まずは一段落、お疲れさまでした!(松尾)
 
 

2012年12月20日木曜日

【市民フォーラムおおさか】日ごろからの防災学習講座第6回開催(最終回)!

12月15日(土)大阪市立社会福祉センターにて、ボラセンが事務局を担っている市民フォーラムおおさか主催による、『日ごろからの防災学習講座』第6回目を開催しました。10月よりスタートしたこの防災学習講座も、今回いよいよ最終回となりました!

前半は、各回の講座の写真を見ながら、受講生の方に『印象に残った内容や感想』について、お話いただきながら、防災学習講座の振り返りを行ないました。
後半は、『被災者の声を聞く』という事で、『避難ママのお茶べり会@大阪』代表の吉岡智佳子さんと、我々の同僚であります、『大阪市ボランティア情報センター』職員の修田翔さんをお招きし、東日本大震災で被災され、大阪に避難されている方々の生の声を聴かせていただきました。

 

吉岡さんは、放射能に対する危機感の違いから、周囲に理解されていない自分と同じような境遇の母親同士で、交流や情報交換ができる場所として、『避難ママのお茶べり会@大阪』を立ち上げ、活動されております。母親達の『子どもを放射能の危険から何としても守りたい』という必死の思いと、何の落ち度もないのに原発事故により、自分達の生活や人間関係が壊されてしまった事への憤りや悲しみ、子どもに将来訪れるかもしれない病気への不安など、彼女達が抱える問題についてお話いただきました。
修田さんは、福島県にある実家が津波の被害は無かったものの、原発の警戒避難区域に指定された為、避難を余儀なくされ、ご両親とともに大阪に避難し、その後ボラセンの職員として震災復興支援関連のお仕事をしています。今回は、実家に一時帰宅が許された際に撮影した写真を見ながら、原発に近い被災地の現状をお話いただきました。手入れされていない自宅の庭には雑草が生え放題、室内の壁にはカビが生え、何者かが侵入した形跡も伺える。見た目では何も分からないが、家の中でさえ線量計の数値が通常の何百倍になる。そういう現実を聞かされると、本当の復興までにどれだけの時間がかかるのか、と深く考えさせられるお話でした。


講座終了後、受講生の方々には『講座修了証書』と『地域防災ワーカー認定証』を授与させていただきました。今後は地域防災ワーカーとして、この講座で学ばれたスキルを、お住まいの地域や職場・学校における防災活動等の取り組みに活かし、より一層の防災意識向上に努められることを期待しています。
受講生の皆さん、本当にお疲れ様でした!!! (荒野)

大川小学校の悲劇をくりかえさないために…

映像を見ながら現在の状況を説明
去る12/10()、市立社会福祉センターにおいて東日本大震災関連講演会「84人が犠牲になった大川小学校に学ぶ」が行われました。講師は宮城県にある「NPO法人ここねっと」理事長、佐藤秀明さん。佐藤さんは、東日本大震災がもたらした津波によって、全校児童108人のうち74人、教職員も含めると84人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小学校の出来事を検証し続けておられます。
 講演では、震災当日や教育委員会との話し合いが撮影された映像をを見ながら、残された子どもたちや保護者の現状をじっくりと語ってくださいました。


88人の参加がありました

 佐藤さんは言います。「残された子どもたちは傷ついています。一緒に手をつなごう、仲良くしようとは言わないでください。時間をかけてしばらくは見守ってほしいのです」と。そして、「私たちは、検証を進めることで対立しようとしているわけでも暴露しようとしているわけでもありません。このような事が二度と起きないよう、事実をしっかりと把握して丁寧な話し合いを重ねていきたいのです」と。
NPO法人ここねっと理事長
佐藤秀明さん

 

 講演の最後には佐藤さんによるオカリナの演奏があり、緊迫したお話が続き張りつめていた参加者の気持ちをなごませてくれるものになりました。今回のお話は「感動した」あるいは「悲しかった」という事だけでなく、「地元の地域ではどうすべきなのか」を考えていかなければならないと感じました。
 なお、今回の講演で募金いただいた合計30,875円は、大川小学校における今後の検証活動に使用されます。
 ご参加いただいたみなさん、また、募金に協力いただいたみなさん、そして、佐藤先生、本当にありがとうございました。(川口)

2012年12月18日火曜日

障がい者との『ふれあい☆たこ焼きパーティー&まち歩き』を開催☆

毎年夏に実施している「障がい者とのふれあい☆宿泊体験」
その継続イベントとして『ふれあい☆バラエティたこ焼きパーティー&まち歩き』を
12月16日(日)に開催し、参加者・スタッフ合わせて総勢32人が参加しました。

小学3年生~中学3年生までの子どもたち、学生スタッフの方々、障がい者スタッフでグループを作って一緒に行動します。
当センターから大阪市社会福祉研修・情報センターまでまち歩きを体験しながらお買いものをし、現地の調理室でみんなでたこ焼きを作って食べるという企画でした。

単に「たこ焼き食べておしいかったー!楽しかったー!」で終了するイベントではありません。まちの中にはどんなバリアがあるのか、配慮されているところはどんなところかなど、楽しく学ぶことができるというイベントです。




まち歩きでの最初は車いすを押すことも、手引きをすることも不安そうで躊躇していた子どもたちが、途中からは取り合いになることも。私がする!僕がする!と自分たちからお手伝いをしようという気持ちが表れていました。

 
また、道中教えてもらった音響機能付き信号機の音の違いについて、
ピヨピヨとカッコーの違いはなにか?を学んだ子どもが帰り道「あ、ここはピヨピヨや!」と早速その知識が大活躍。うれしくなった瞬間でした。


途中のスーパーでお買いもの♪



たこ焼きパーティーでは、自分たちで選んだ具材
を買ってたこ焼きを作りました。ウインナー、
シーチキン、キムチ、チーズ、チョコ、マシュマロ、
ベビースター、ポテトチップス…など、
バラエティに富んだたこ焼きが出来上がりました。

 

いろんな材料を混ぜたたこ焼きは、じゃんけんで負けた人が食べないといけないなんてものまでありました。(私はじゃんけんで勝ちましたが♪)





目が見えない人でも、何が入ってるのかな~?と楽しむのは同じ。みんなでワイワイのたこ焼きパーティーでした。



最後には、障がい者スタッフ自らの受障体験のお話に、皆真剣に耳を傾けました。





今回の参加をきっかけに、これからも人を思いやる気持ちを大切にし、まちで困っている人を見かけた時に声をかけてもらえたら嬉しいです(*^_^*)(椋木 )

梅田でミツバチ?! 「梅田ミツバチプロジェクト」をご存知ですか?


都会のビルの屋上(赤丸部分)でミツバチが飼われています!
皆さん、大阪・梅田の、阪急電車・梅田駅のすぐ側の、茶屋町のビルの屋上で、ミツバチが飼われていることをご存知でしょうか?

そんな“びっくり!?”な取り組みを、情熱をもってやっておられる方々の集まりが「梅田ミツバチプロジェクト」(代表:松本剛さん)。
2009年9月に結成され、①都市養蜂活動を通した自然環境保全への提言、②ハチミツを利用した地域社会貢献、の2つを大きな目的として、日々、大阪を花と緑にあふれた街にし、美味しく、美しい社会環境作りを目指して活動しておられます。

お話してくださった代表・松本さん(右)と枌谷(そぎたに)さん(左)
去る12/11(火)、この「梅田ミツバチプロジェクト」さんに、今まで&これからの活動のお話をお聞きしに行ってきました♪

ことの始まりは、古いビルをリノベーションして、まちを元気にすることが何かできないか?との松本さんたちの思いから。
いろいろと各地の事例を調べていく中で出会ったのが『銀座ミツバチ物語―美味しい景観づくりのススメ』という一冊の本でした。
松本さんは、農業用の発動機やトラクター、耕運機などを製造・販売しているヤンマー株式会社にお勤めされていて、日頃から、農家の自律的な経営を本当の意味で支援するために会社として何ができるのかをずっと考えておられたといいます。

そんな時に出会ったのが、銀座という大都会で都市養蜂を行うことで、都市の自然サイクルを豊かにし、そのことで人も街も活性化させつつ、都会と農村の交流を促し、顔の見える関係性をつくることにより農産物の価値を高める効果も生み出している「銀座ミツバチプロジェクト」の実践例でした。
松本さんは「これだ! これこそ、我々がやるべきことだ!!」との確信を得て、先輩である「銀座ミツバチプロジェクト」を早速訪問。協力を仰ぎながら、手探りで活動を進めて行かれます。大阪市の条例が、養蜂の許可を得ることに関しては全国的に非常に厳しい内容だったことなど、様々な困難を乗り越えながらも、松本さんはヤンマー㈱の社長さんをも熱い思いで巻き込み、ヤンマー本社の屋上で養蜂を行う「ビーガーデン」設置の許可を得ることに成功! また、ヤンマー㈱のCSRプロジェクトの一環として、社内に「ヤンマー梅田ミツバチプロジェクト推進事務局」の期限付き設置(NPO法人化までの期間の暫定プロジェクト)も実現し、現在、松本さんが選りすぐった若手約10人が事務局メンバーとして、他社のプロジェクトスタッフと共にミツバチの日常的な世話を担当しているそうです。

ミツバチというのは、環境指標生物の一種。ミツバチが快適に暮らせる環境は、多くの生き物(人間)にとっても住みよい環境であるということなのだそうです。その、ミツバチがいきいきと暮らせる梅田のまちを実現し、ミツバチが受粉を促すことでまちの緑や果実が豊かになり、それによってまちに鳥が戻り、自然の循環がしっかりと巡っていく。また、ミツバチからの恩恵であるハチミツを媒介にして、まちの人や地域や企業がつながりコミュニティを再生していく――。

梅田での取り組みは、都市養蜂を始めてから、まだ1年と9ヵ月。しかし、地域の自治会や近隣の企業とのコラボレーション、思いのある人々とのつながりを着々と深めていっておられます。松本さんやスタッフの枌谷(そぎたに)さんのお話からは“梅パチ”(梅田ミツバチプロジェクトで飼っているミツバチのことをメンバーさんはそう呼びます)への愛情が溢れていて、お話を聞いていて本当にワクワクしてきました!
今後の展開が本当に楽しみな取り組みです☆

その“梅パチ”たちが作り出した“蜜蝋(みつろう)”を使った、メンバー渾身の力作“菜の花ろうそく”が、翌日の「1000000人のキャンドルナイト@OSAKACITY2012Winter」の茶屋町ナイトにて「茶屋町画廊」さんとのコラボで展示される、ということをお聞きし、仕事帰りに立ち寄ってきました! 
さすが画廊さんだけあって、展示用のハチの巣型のホルダーや、ミツバチの影が壁に映りこむキャンドルホルダーなど、とても素敵なしつらいでの展示にうっとり。
ハチミツ色のミツロウキャンドルは素敵に炎を揺らがせ、冬のひとときを本当に幻想的に演出していました♪(市居)

ハチの巣をイメージしたキャンドルホルダー


メンバー渾身の作! みつろう菜の花キャンドル

2012年12月15日土曜日

【市民フォーラムおおさか】第3回交流カフェおおさか開催しました!

『震災により大阪に避難されている方々が自由に集い、語らい、少しでもほっとしていただける機会をつくりたい 』という思いで開催しています、【第3回交流カフェおおさか】が12月9日(日)、淀川区・三津屋中にある市民交流スペース『みつや交流亭』にて行われました!
今回の会場のみつや交流亭は、阪急電車神戸線の『神崎川』駅前から、長いアーケードが続くちょっぴりレトロな雰囲気が漂う『三津屋商店街』にあり、普段は地域の市民活動はもちろん、落語会や音楽会等も定期的に開催されているそうです。

みつや交流亭外観
みつや交流亭内部

【交流カフェおおさか】では毎回、参加者の方に、ゆったりとお茶を飲みながらお喋りしていただいたり、アロマハンドエステでリラックスしていただいたりしておりますが、今回は、『一緒に芋煮を作って食べて頂こう!』ということになり、避難者の方々に呼び掛けたところ、8人の方々にご参加していただけました。市民フォーラムおおさかの参加メンバーをいれると、総勢20人以上で芋煮調理に取りかかりました。

芋煮シスターズの皆さん!

芋煮ブラザーズも孤軍奮闘!


私の勝手な『芋煮』のイメージでは、醤油ベースのお味で、具も、里芋・ゴボウ・コンニャク・牛肉等を入れた割とシンプルな煮込み料理、というものだったのですが、今回我々が作ったものは、味噌ベースのお味で野菜も里芋・ゴボウの他に、白菜・人参・キノコ・白ネギ・豆腐等、を入れ、肉も牛肉ではなく豚肉を使い、とても具だくさんな『芋煮』が出来上がりました!! 素朴な味でしたが、いろいろな具材からの深い旨味が出て、心も身体も温まる東北の味を堪能することができました。
ご協力いただきました、『芋煮シスターズ&ブラザーズ』の方々、有難うございました!!


具だくさんの芋煮になりました
熱々です!気を付けて!
 
あっという間に完食でした

アロマハンドエステでリラックス


次回の『第4回交流カフェおおさか』は大阪市天王寺区にある『大阪国際福祉専門学校』のご協力を得て、同校にて、1月19日(土)に開催する予定です。(荒野)

市民フォーラムおおさかがボランティアバス参加者を募集中

市民フォーラムおおさか(事務局:大阪市ボランティア情報センター)では、平成23年の東日本大震災の発生にともない、大阪だけでなく被災地ともつながり、市民自らの震災に対する意識の向上や積極的なボランティア活動を支援すること目的に、ボランティアバスの運行による交流を行っています。
平成24年度については、今年9月にいわき市の仮設住宅へボランティアバスを運行しましたが、同じ場所で息の長い支援を続けるために、この度、第2回の開催をいたします!多くのご参加をお待ちしています。


東日本大震災復興支援事業
いわき-おおさか交流バス 第2弾!
被災地支援活動ボランティアバス参加者募集
◆日程2013年1月12日(土)~15日(火)3泊4日(うち車中1泊)
 12日(土)午前 7時30分 大阪市立社会福祉センター集合、出発
 13日(日)終日活動
 14日(月)終日活動の後、夕方現地出発
 15日(火)午前 6時 大阪市立社会福祉センター到着、解散
◆訪問先福島県いわき市中央台高久2-10-1 第1応急仮設(189世帯)
◆内 容①アロマセラピーによるハンドマッサージ
②ハーブティー、たこやき、うどん等の提供
③他 おもちゃ遊び
※仮設住宅を訪問し、上記のメニューの提供を行います
※被災者との交流が主な活動となるので、がれき撤去等は行いません
◆参加費


◆定 員
◆締 切
◆その他
18,000円(学生15,000円)
※未成年の人は保護者の同意書が必要です。
※宿泊費(2泊分)・朝食費(13・14日分)・1日目懇親会費を含みます
30人(先着順)
12月27日(木)午後5時
①事前説明会への参加を必須とします
2013年1月7日(月)午後6時30分~(1時間程度)
場所:大阪市ボランティア情報センター
②天災補償付(Cプラン、700円)のボランティア活動保険に未加入の人は当日までに加入をお願いします
③中学生以下で参加希望の人はご相談ください。
◆問合せ大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア情報センター
TEL:06-6765-4041
※詳細はこちらをご確認ください → PDFファイル

2012年12月14日金曜日

新しいメンバーを紹介します

皆さんこんにちは。ボラセンは師走を迎え、様々なイベントに関わったり、ひと足早い大掃除?で倉庫の荷物を整理するなど忙しい毎日が続いています。
さて、そんな中、12月からボラセンに新しいメンバーが加わりましたのでご紹介します。
新メンバーも加わり、今まで以上に皆さまの期待に応えられるよう頑張っていきたいと思います。(福神)

★本人からのメッセージ☆


はじめまして。12月より新しくボラセンのメンバーになりました、秋山清和です。
昨年の東日本大震災により被災され、関西方面に避難されている方々の支援業務を主に担当いたします。阪神淡路大震災の折は、被災地の自治体の職員として避難所で被災者の方々と寝食を共にしながら復興業務に従事しました。その時の体験を活かして、不慣れな土地で不安な思いをされている方たちのために、少しでもお役に立つことができたらと思います。よろしくお願いいたします。

2012年12月12日水曜日

これなんだ~??

う~毎日寒くなってきましたね。
自動販売機にも温かい飲み物が増えて、本格的な冬の到来といった感じでしょうか。
 
☆さて問題です☆
この写真を見て、みなさんは何をしているところかわかりますか??



正解は…
「新商品のコーンスープか、おしるこどちらを買おうかしら~♪」
と迷っているところ…






…ではありません(笑)
これは自動販売機に貼る点字シールの内容を決めている様子です。

点字とは目の不自由な方々が、指先で情報を読み取れるようにしている文字のこと。みなさんの身近なところでは、駅の切符売り場やビールの飲み口(アルコールを間違えて飲まないように)なんかにも表記してあったりします。

この活動をしているのは、大阪市視覚障害者福祉協会のボランティアグループ【点字友の会】のみなさん。当センターがある大阪市社会福祉センターの2Fで、おもに活動をされています。

 
「自動販売機への点字シール貼りだしを始めたのは10年以上前」
 
お話してくださったのは点字友の会の赤松さんと石井さん。
当時はまだガイドヘルパーさんと一緒に来館する視覚障がい者の方が少なく、自動販売機の内容がわからないとの声に答えたのがきっかけ。

おしるこのツブの有無、コーヒの微糖表記など…限られた貼りだしスペースのなかで点字表示するのにはとても苦労されているそうで、10年以上経った現在でも、販売商品が変更になると、視覚障がい者の方々の意見を聞きながらその都度貼り替えをしているとお話してくださいました。

今日も視覚障がい者の方々の手に温か~い飲み物がお届けされていると思うと嬉しいですね♪
(河崎)
 

2012年12月10日月曜日

ボランティア活動情報誌「COMVO」1・2月号完成!

偶数月15日発行のボランティア活動情報誌「COMVO」がセンターに届きました!今回は最近よく聞く“シェア”といったキーワードにフォーカスをあてた記事を特集しました。その他も内容盛りだくさんで、読み応え抜群のCOMVOは、地下鉄の駅にも随時配架していきます。もし見かけられたら是非手にとってお読みください♪(秋田)


★配架場所は → コチラ

2012年12月9日日曜日

【ご案内】12/10PM 近畿ろうきんNPOアワード7周年Anniversaryシンポジウム参加者募集中!

開催間際のご案内ですが、近畿ろうきんさんが、明日の午後、次のような素敵な企画を開催されます。子育て関係の活動に関心のある方はもちろん、NPO、企業や行政の方々と広く交流してみたい!という方にもオススメです。まだ定員に余裕があるそうですので、ご都合のつく方はぜひ!(松尾)

【近畿ろうきんNPOアワード7周年Anniversaryシンポジウム】

NPOアワード Next Stage これまでの成果と「未来に活かす」道筋
~ 子どもたちの未来の応援に向けて ~
●日時: 2012年12月10日(月) 13:00~17:00
●会場: 近畿労働金庫 肥後橋ビル 12Fメインホール
大阪市西区江戸堀1-12-1
周辺地図はこちらをご覧ください。
●参加費 : 無料
●定員: 100名
●対象
これまでのアワード受賞団体、近畿圏を中心に子育て支援事業に取り組む団体、子どもに関する施策、商品開発、事業(CSRなど含む)を考える市民、行政、企業など
●プログラム
第1部 パネルディスカッション
「近畿ろうきんNPOアワードから進化したアクション」
コーディネーター:法橋 聡 (近畿労働金庫地域共生推進部 部長)
報告者:徳谷 章子 (NPO法人ハートフレンド 代表理事)
丸橋 泰子 (NPO法人子育て支援コミュニティおふぃすパワーアップ 代表)
村井 琢哉 (NPO法人山科醍醐こどものひろば 事務局長)
(敬称略)
第2部 グループディスカッション
「未来に活かす多様なアクション~子どもたちの未来の応援に向けて語り合う~」
懇親会-名刺交換、交流しましょう!
詳しくはこちらをご覧ください チラシ (PDF:708KB)
●主催: 近畿ろうきんNPOアワード7周年Anniversaryシンポジウム実行委員会
●お問合せ・お申込み
お名前・ご所属・Tel・連絡事項をご記入の上、Tel、Faxまたはeメールで、下記までお申込みください。
近畿ろうきんNPOアワード7周年Anniversaryシンポジウム実行委員会
NPO法人山科醍醐こどものひろば生活支援センター内
Tel/Fax:075-201-3490 (Telは平日10:00~17:00)
参加申込書 (PDF:218KB)
eメール:rokinnpoaward@gmail.com
Webサイト:NPO法人山科醍醐こどものひろば
 

2012年12月8日土曜日

はるばるスペインからゲストが来られました!

ボラセンハッピを喜んで着てくれました。さすがは情熱の国!
今日は午後から、はるばる琉球大学からボラセンに見学に来られるとのことで、学生さんとどんなお話しができるか楽しみにしていたところ、、、なんと来所されたのは、琉球大学の先生と、スペインの大学の先生、NPOの事務局長さんということで、イスからひっくり返ってしまいました。

琉球大学で取り組まれている「融解する辺境・島嶼(何と読むのでしょう!?)地域における新しい公共の創造-グローバル化による社会変動への具体的な対応策の構築-」というプロジェクトの一環だそうで、都市部の市民活動の動向等もリサーチされているそうです。

こちらからは大阪の市民活動の状況や私たちOCVICの取り組み、地域のネットワークづくりに取り組むNPOの事例、特徴的な助成プログラムなどを紹介しました。反対にスペインの状況について、2000年以降個人主義的な考え方が浸透してきていたが、最近はボトムアップ的に市民活動の動きが盛り返しつつあることなど、いろいろ教えていただきました。

1時間半、通訳なしでのやり取りはあっという間でした(ウソです、通訳の方ありがとうございました)。今日は少しだけワールドワイドなOCVICでした。琉球大学・本村先生ありがとうございました!(松尾)

2012年12月7日金曜日

【市民フォーラムおおさか】日ごろからの防災学習講座第5回開催!

12月1日(土)、大阪市立社会福祉センターにて、ボラセンが事務局を担っている市民フォーラムおおさかの主催による『日ごろからの防災学習講座』第5回目を開催しました。
10月よりスタートしたこの防災学習講座も、今回を含め、残り2回となりました。今回は『防災教育のノウハウ 避難所運営ゲームHUG』ということで、受講者全員で避難所運営ゲーム『HUG』を体験いたしました。

みなさん、HUG(ハグ)ってご存知ですか?

『HUGとは、 H…ひなんしょ  U…うんえい G…ゲーム』の事。
避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれの人が抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームの事です。

もし、あなたが避難所運営のメンバーだったら、このような難局にどう対応しますか?

例えば…
 ・地域とあまりつながりのない外国人の家族が避難所に来たが…。
 ・観光旅行中のバスで被災、帰宅できない旅行者が多数、避難所にやって来た!
 ・この混乱の中、総理大臣がお見舞いに来るというが、どう対応すればいいの…。
 ・犬や猫等のペットを連れ、避難してきた人がいるが、体育館に入れてもいいの?

 

避難所運営の考え方は、まさに十人十色!
最初はイスに座っていた受講生も、思わず立ち上がってしまうほど、真剣に意見を交わしながら、集中してゲームに取り組んでおられました。自分達が現実にこのような立場に置かれたとしたら、どう対応していくのか、という事を、想定し考えるよい機会になったのでは、と感じました。

 


 次回はいよいよ最終回!! 12月15日(土) 14:00から大阪市立社会福祉センターにおいて、前半は『防災学習講座の振り返り』として今回の講座のまとめを行ない、後半は、『被災者の声を聞く』ということで、東日本大震災で被災され大阪に避難されている方々に、体験された事や、こちらでの生活について、お話ししていただく予定です! (荒野)