社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年8月26日火曜日

【おおさか閃き塾】まだまだ塾生”大”募集中です!!!


こんにちは、閃き塾事務局の市居です。

おおさか閃き塾(ひらめきじゅく)」とは――
”飛び地”を活用して、参加者が抱える実際の地域や社会の悩みごと・困り事(課題・テーマ)を持ち寄り、新しい仲間と、新しい発想で、解決に向けた行動を起こす実践型の市民塾です。

現在、「おおさか閃き塾2014」では、塾生さんを”大”募集中です!

「隣のおばあちゃんは一人暮らし。認知症になったらどうなるのかな」
「マンション住民で、困ったときに安心して助け合える仕組みがあったら」
「地域で何か役に立ちたいと思うけど、関わり方がわからない…」
「若者が地域社会の困りごとに関心を持たない…」
「子どもの遊び場がない!」
「高齢者を支えている人も高齢化している。これから誰が支えるのか」
「親なき後の障がい者の暮らしをどうしていくか…」
「DVの連鎖を止めたい!!」
「がん患者の交流の場を作りたい」…etc.etc.

これらは、これまで1期・2期の塾生さんが実際に閃き塾に持ち込んだ地域や社会の困りごと・悩みごと「そうそう、自分もそう思ってた」「いやいや、〇〇も考えんとあかんのちゃうの?!」と思ったあなた、ぜひ、閃き塾でご一緒しませんか?

自分の一歩で何かを変えていけたら…という熱い思いを胸に秘めた方のご参加をお待ちしています!(市居利絵)

「おおさか閃き塾2014」専用申込フォーム

「おおさか閃き塾2014」パンフレットPDF


「閃きおおさか」HP 
 これまでの「おおさか閃き塾」の活動内容や第3期の動向等、ぜひコチラをご覧ください!!

★現在、8/30開催予定の塾生募集説明会はキャンセル待ちの状態です。「おおさか閃き塾2014」について詳しい説明をお聞きになりたい方は、個別で説明させていただきます。お気軽に事務局(担当:市居、小野、浜辺)までご連絡ください。
(TEL:06-6765-4041、Email:vicpc17@osakacity-vnet.or.jp )

2014年8月25日月曜日

大阪市ボランティア・市民活動センター嘱託職員を募集中です

大阪市ボランティア・市民活動センターでは、次のとおり嘱託職員を募集しています。


今回は10月からの採用となります。
パソコン入力やデータベース管理が得意な方の応募をお待ちしております。
是非、下記のPDFをご一読ください。

*****************************************************************************
雇用期間:平成26年10月1日~平成27年3月31日

募集人数:嘱託職員1名


勤務場所:大阪市ボランティア・市民活動センター

応募方法:履歴書(JIS規格、顔写真添付)を提出 郵送可

   ※履歴書には必ず応募理由や動機を記入すること
   ※提出および郵送の際、必ず電話連絡をお願いします

応募締切:平成26年9
月12日(金) ※履歴書必着

選   考:書類審査の後、面接を行います。

応募・問合せ:大阪市社会福祉協議会
         大阪市ボランティア・市民活動センター(担当:川口・中原)
         〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町12-10

         電話 06-6765-4041

 ★応募資格、給与、面接日等、詳細は下記PDFを必ずご参照ください。

*****************************************************************************

応募、お待ちしております!

2014年8月21日木曜日

第5回情報誌COMVOの企画編集会議を行いました

8月20日(水)の夜、ボランティアときどき記者の皆さん、職員、実習生でCOMVO企画編集会議を行いました!
今回は10、11月号の企画について話し合いました!

※COMVOってなに?と思ったあなたは※
情報誌「COMVO(コンボ)」最新バックナンバーはこちら



発行直前に迫った10月号では、レイアウトの相談や確認をしたり意見交換が盛んに行われました!
10月号はおおさか・ふくしま・おもちゃ病院の特集がありますよ~。「おもちゃ」が、「入院」!?

また、11月号のテーマはズバリ、「食べる」!
スタッフ、職員一同、食の話題で持ちきりで、話の中には「ラーメン」で社会貢献活動をするといった団体も出てきました!
その他、続々と食の話題が!これを見たあなたもお腹が空いてきたのでは?
11月号では、食べるだけでボランティア活動につながるような団体の紹介などをしちゃいますよ~!


少しでも気になったあなた!COMVOの10、11月号を是非是非チェックしてください!
(実習生・井上)

2014年8月20日水曜日

 『いしのまきーおおさか交流バス』についてご報告します(後編)

引き続きまして、いしのまきーおおさか交流バス(8/8(金)~8/12(火))の活動について、ご報告させていただきます。
今回は、石巻市にある『大橋地区仮設住宅』に訪問、現地の皆さんとの交流の場を持つことができました。現在石巻市には133か所の仮設住宅があり、約14,000人の被災者の方が生活されています。大橋仮設住宅は入居者929人(2014年7/1現在)で、市内では2番目に入居者が多い仮設住宅になります。


~現地活動の様子~

台風の影響での2日間とも雨模様でした (>_<)
集会場に到着!さあ準備に取り掛かろう!
事前に宣伝もしていただきました

仮設の自治会長さんからのご挨拶
現地ボランティアの高橋伸実さん達にもご協力頂きました

【そうめんの提供】
炊き出しとして、夏の風物であるそうめんをご用意いたしました。台風の影響からか、2日間ともあいにくのお天気でしたが、冷たくて美味しいそうめんを皆さんに召し上がっていただきました。
冷たいそうめんは如何ですか?
そうめんの付けあわせがトマトとは!?
そうめんを湯がくのが一番の重労働でした!
よかったらおかわりもどうぞ?

【皆さんとのたこ焼きづくり】
今回は現地の皆さんとワイワイとおしゃべりしながら、一緒にたこ焼きを作ってもらおう、というコンセプトで行いました。向かい合って串でくるくるとたこ焼きを返しながら、他愛もないお話に花を咲かせました。地元の皆さんが嬉しいそうに焼いている姿がとても印象的でした。
子ども達も上手く焼いてくれました!
評判のよかった手作り看板
大人も楽しく一緒に焼いています
皆さん、本当に焼くのがお上手なんです!

【ドリンクコーナー】
今回も東成区のボランティア団体『いろり座』さんに御協力いただき、美味しい入れたてコーヒーを、皆さんに楽しんでいただきました。
いれたてコーヒーの味をお楽しみいただきました
美味しいクッキーもご一緒に如何ですか?
今回の活動にあたり、ある団体からジュースを
提供いただきました 有難うございます
東成区 いろり座の皆さん

【アロマハンドケア&有資格者のマッサージ】
市民フォーラムおおさか主催の交流バスではお馴染みのアロマハンドケアと、こちらも大人気の有資格者によるマッサージコーナーです。アロマハンドケアは誰でも簡単にでき、人とのコミュニケーションツールとしても有効です。
集会場の様子
どんな楽しいお話をしているのでしょうか?
いろいろなお話を聞かせていただきました
リラックスしていただけましたか?
こちらはマッサージコーナーです
今回も順番待ちの長蛇の列ができました

【こども遊びコーナー】
今回も元気に遊びまわる子ども達にたくさん出会うことができました。
手作りおもちゃを作成しています
やっぱり夏はヨーヨー釣りですね!
集会場の全員でビンゴ大会となりました
誰が一番最初にビンゴするでしょうか?

【その他】
同じ日に神奈川県から来られた音楽グループ
マリンバ・琴・ヴァイオリンの演奏を楽しみました
飛び入りで歌を歌いたいとの事で来られた二人組
歌手をめざして活動しておられるとか…
石巻社協の阿部由紀さんから震災当時のお話を伺いました


仮設住宅での活動日に当たっていた、8/10(日)・8/11(月)は、残念ながら台風11号の影響もあり、大雨にはならないものの降ったり止んだりのお天気でした。しかし集会場には予想を上回る住民の皆さんに集まっていただきました。足を運んでいただけなかった方はどうしているのだろう?という気持ちもありますが、来て頂いた皆さんには感謝しかございません。毎回、こちらが元気をあげるつもりでやってきたのに、不思議と逆にこちらが元気にさせてもらっているのですから…。さらに今回については、宮城県内で活動されているボランティアさんや、たまたま活動日が重なったグループとの合同での活動となり、自分達の活動以上のことができたように感じました。

次回のボランティアバス運行については未定ですが、市民フォーラムおおさかとしては、被災地との細~く、長~くの支援活動を続けていきたいと考えております。(荒野)

2014年8月19日火曜日

情報誌COMVO取材に行きました ~今月5軒目~

8月18日(月)
当センターが発行しているボランティア・市民活動情報誌「COMVO(コンボ)」
いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※なんだCOMVOって?思ったあなたは※
情報誌「COMVO(コンボ)」最新バックナンバーはこちら



いよいよ10月号(9/15発行分)の取材も今回がラストです。
取材先5軒目、最後を飾るのは今年4月に立ち上げをされたばかりの任意団体「小学校教員の英語力を伸ばす会」です。

代表の和田さん。やさしい声で私たちに語ってくれました。

英語と聞いて「むむむ…」と思う日本人は少なくはありません。
同じように、小学校教育に英語が義務化されることに教員として不安を抱える先生たちも少なくないのです。
そこで、英語力向上を目的とした勉強会が開催されました。

「小学校教員に英語を教えるボランティアがしたい!」と当センターに相談に来た一人のボランティア男性が、奮起し、団体立ち上げわずか1か月で勉強会を開催した思いと秘密とは!


9/15発行の情報誌COMVO10月号で明らかになります。気になるあなたは読むしかないっしょ☆


(河崎)

 『いしのまきーおおさか交流バス』についてご報告します!(前編)

 大阪市ボランティア・市民活動センターが事務局を担う、【市民フォーラムおおさか】主催による、『いしのまきーおおさか交流バス』が8/8(金)~8/12(月)4泊5日(車中泊2日)の日程で行われました。
市民フォーラムおおさかでは、防災・減災への意識向上への取り組みはもちろん、被災地と直接につながり、支援することを目的に、ボランティアバスの運行による交流を続けてきました。6回目となる今回は、宮城県石巻市にある「大橋地区仮設住宅」を訪問し、現地の皆さんとの交流の機会を持つことができました。

今回の交流バスにも、いろいろな年齢層の人にご参加いただきました。下は17歳の女子高生から、上は70代の方まで…。幅広い層にご参加いただけるのが、交流バスのいいところだと思います。今回は、いつもは割と多い30代・40代の参加者が少なく、10代・20代の若い人たちの参加が目立ちました。
準備が整ったところで、スタッフを含め総勢38人、いざ宮城県石巻市へ出発しました!

参加者の皆さんが続々とボラセンへと集合
雨の中のお見送りありがとうございます!

台風の影響で多少、バスの運行に影響が出ると思いましたが、ほぼ予定通りに宮城県石巻市に到着しました。(雨も降っておりませんでした!) 皆さん、バスの疲れもなんのその!この日は終日、被災地見学を行いました。
お疲れ様、無事に石巻市に到着しました!!
ここで現地用のバスに乗り換えしないといけません

~被災地見学の様子~

【東日本大震災圏域創生NPOセンター】
もともとは宮城県内で地球温暖化防止活動の団体を運営されていた代表の高橋信行さんが、東日本大震災をきっかけに避難所運営に携わったことから、『共に立ち上がる事』をモットーに、各種の復興自立推進活動を展開されています。今回の『いしのまきーおおさか交流バス』の現地活動先や被災地見学などのコーディネート等、全面的にご協力いただきました。

かなりの大人数でお邪魔して本当にスミマセン!
お話を伺った高橋信行さんと太田美智子さん
バスの疲れも見せず真剣にお話を伺いました
サポートマーケット500縁ショップの様子
見学のガイドをお願いした高橋美久重さん
更地ばかりの中をバスは進みます


【『がんばろう!石巻』の看板】
この看板は、東日本大震災の津波被害により、自宅兼店舗を失った黒澤健一さんによって製作されたものです。『津波に負けたくない気持ちを形にしたかった』という黒澤さんの思いは、同時に『このボードを見た人々が少しでも元気を出して欲しい』という、ふるさとに向けたメッセージが込められています。
看板は発災後1ヶ月の4/11に完成しました
むき出しの住宅基礎部分があちこちで見られます

看板の周りには鯉のぼりやひまわりが…
この付近でも7m近い津波が襲ったという事実が…


【石巻市立旧門脇小学校】
地震発生当時、学校にいた児童は避難訓練で指定されている日和山(学校裏の高台)に避難して無事であった。校庭には津波によって破壊された可燃物が流れつき、それがあちこちで引火し校舎に燃え広がり、2日間燃え続けた。校舎については、災害遺構として保存するかどうか検討中である。

左奥の建物が門脇小学校です
グラウンドでは野球の練習が行われていました
今は校舎全体にカバーが掛かっています
グラウンドの傍にはたくさんの花が植えられています

【石ノ森萬画館】
漫画家の石ノ森章太郎氏の作品をテーマにした博物館です。(石ノ森氏自身は石巻から50キロ北にある石森町(現:登米市)の出身) 漫画のもつ創造性・メディア性・国際性を通して、豊かな感性、創造力を育むことを目的に、市民が集い、交流できる「漫画で結ばれる街ステーション」施設として、2001年に開館されました。東日本大震災の際には津波に襲われ、1階天井近くまで浸水したそうです。被災により長らく臨時休館していましたが、2012年11月に再開館されました。
バスが橋を渡れないので徒歩で移動
宇宙船というよりは虫っぽい!?
正面玄関
有名キャラクターがお出迎えしてくれました
そろそろお昼のお時間です!

石巻まちなか復興マルシェがありました
ここにも有名キャラクターが…(^O^)
ボラセンの実習生たち

【女川町】
東日本大震災にて、中心市街地が壊滅した女川町では、津波による浸水が海抜20mにも達し、港周辺の商業施設や公共施設はほとんどが完全水没した。巨大な鉄筋の建物をも横倒しにする津波の威力は我々の想像を大きく上回るものだったのです。
高台からの風景 入り江から津波が襲ってきたのです(ここでさえ水没しています)
ここに女川駅があったなど想像がつきません
港の護岸工事もまだまだ進んでいません
旧女川交番は震災遺構として残されるそうです
横倒しとなった旧江島共済会館(3階建て)
海抜16mの旧女川町立病院でさえ被害が…
女川さいがいFMのスタジオ外観

【石巻市雄勝地区】
石巻市雄勝町は震災前は4,300人が暮らす漁業の町で、雄勝硯の名産地としても全国的にも有名でした。雄勝湾はリアス式海岸で、外海から深く狭く曲がった湾であるため、津波の被害が大きく、町の中心部のほぼ全域が浸水域となり、建物の8割が壊滅的被害を受けました。

雄勝総合支所跡に仮設商店街が建てられていました
スーパーや食堂、お土産物店等が入っています



浸水域は建築制限がかかり再建の目途が立っていない
町外れに展示された避難シェルター(営業用?)

【石巻市立大川小学校】

14時46分に発生した地震から、約50分後、石巻市立大川小学校へと津波が襲いました。校庭にいた児童74名と教職員10名の尊い命が犠牲となりました。


無残に朽ち果てた校舎が津波の強大さを物語っています
校舎には立ち入り禁止のロープが張られています
裏山は想像以上に険しく感じました
関係者の方が立てたのでしょうか 『大川を愛するすべての人達へ』

見学中にも多くの人々が祭壇に祈りを捧げていました


【良葉東部(イーハトーブ)野菜工場】
東日本大震災の影響で閉校となった、石巻市立大川中学校跡地に建設された『野菜の水耕栽培工場』です。地元の大川地区の住民を雇用することで新たな地域の活性化を目指しています。大型のビニールハウス内では、水を張った栽培ベットで数十種類の葉物を無農薬で生産しています。
良質な葉物野菜を育てたいという思いから命名
2000平方メートルもの大型ビニールハウス
ベビーリーフを試食させていただきました!
温度管理を徹底し効率的に育成している



後編では、石巻市内の仮設住宅での活動の模様をご報告いたします。ご期待ください。(荒野)