5月22日、蔵書の入れ替えに伴って、市立中央図書館では“大活字本”オンリーとしては初めてとなるバザールを開催。大阪市老人福祉施設連盟の協力のもと、市内の高齢者福祉施設約40施設を対象に、およそ2千冊の“大活字本”を無償で譲渡する企画として実施されました。私たちも今回の企画に際して、団体同士のお引き合わせに少しだけ協力させていただいたこともあり、当日の現場にお邪魔してきました♪
バザールの会場は、施設利用者の方々の喜ぶ顔を思い浮かべながら、少しでも楽しんでもらえる本を吟味する施設職員さんたちの真剣なまなざしが印象的。1施設50冊までという上限目一杯まで段ボールに手際よく詰められ、本は次々と第2の活躍の場へと旅立っていきました。
通常の書籍より制作に手間暇が かかる分、1冊3千円と高価な“大活字本” |
図書館での現役を退いても、地域の福祉施設で第2の活躍ができるチャンスを作る-。素晴らしい機会だなと感じました。(松尾)