私からは、大震災を機にこれまで地域福祉に接点の薄かった学生や社会人が自分に身近な地域に関心を向けている、一方でこれまでと変わらず、障がいのある人などが災害時に取り残されてしまう課題は依然として解消されていない、その二つをつなぐのが地域コミュニティで外部の支援を上手に活用する力「受援力」ではないか、大学ボランティアセンターの存在にもその鍵があると提起しました。翌日の企画を控えてフロアにおられた石巻専修大学の坂田学長も飛び入りで議論に参加されるなど、短時間でしたが、今後の大学と地域防災・地域福祉の方向性を探ることができる機会でした。(松尾)