社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年8月6日月曜日

住之江区で被災避難者と地域住民との交流会が行われました

生地が柔らかくて餃子よりずっと難しい!
 7月26日(木)、住之江区社協が主催した、東日本大震災により住之江区内に県外避難として移住された方と地域の住民との、料理を通じた交流会が開かれました。当日は避難者の方が7人(そのうちお子さんが2人)参加されました。この地域にお住まいの避難されている方の中には、中国出身の方がおられることもあり、今回は手作り肉まんの作り方を教えていただきました。

肉まんの生地を小さくちぎり、丸めて薄く伸ばし、具を入れて包んでいきます。講師役のお2人は素早く簡単そうに作っていきますが、実際に真似して作ってみるととても難しい作業でした。それでも丁寧に教えていただいて段々ときれいに作れるようになっていき、参加された方は「今度家で作ってみよう」ととても楽しく取り組んでいました。
 料理ができあがり、地域の役員さんや小学校の先生、区社協・NPOのスタッフなどで机を囲んでいただきました。メニューは肉まん、トマトと卵のスープ、使いきらなかった肉まんの具で作ったハンバーグ、塩昆布キャベツ、デザートの白玉とパイナップルという、ボリュームのある献立になりました。蒸したての肉まんは、ところどころ形がユニークなものがありましたが、ふかふかでジューシー。とってもおいしくできあがりました。
食後は避難生活でのお悩み事などを、お茶を飲みながらお話いただきました。地元の方との関係が悪くなってしまう、子どもが学校の友だちと馴染めていない、ご自身の体調についてなど、様々なお悩みをお聞きし、他機関をご紹介するなど解決に向けてのお話し合いをさせていただきました。

住之江区社協では今後も定期的に避難者との交流会を開催していく予定です。
(修田)