社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年11月29日木曜日

福島未来塾で「新たな地域コミュニティ支援」の学びを深めました!

企業や商店街、NPO、福祉施設、地域団体有志がゆるやかなネットワーク活動を行っている福島車座談義等が主催する、地域を知ろうという学びの場「福島未来塾」の第5回目が11月26日(月)の夜に福島区民センターで行われました!

今回のテーマは「新たな地域コミュニティ支援事業とは?」。市政改革の流れを受け、今秋から大阪市では、地域コミュニティの自治力を高めるための取り組みが始まっています。具体的には、小学校区を基本としたコミュニティに「地域活動協議会」を組織化し、新たな住民参画、NPOや企業等の参画、運営の透明性の担保などを図りながら自治力を高めていこうとするものです。

塾では、この取り組みを大阪市や各区役所とともに北エリアと南エリアで広く支援していく大阪市社会福祉協議会の職員と、福島区での取り組みを支援する福島区社会福祉協議会の職員が、取り組みのイメージや現状などを話したあと、質疑応答がありました。「スケジュールは?」「協議会のメンバーの選出方法は?」「お金の流れはどう変わるの?」など、具体的な質問があったほか、「行政が本気で変えたいと思っているのかが全く伝わらない」といった疑問の声、「本当にやり遂げられたなら、これほど革命的なことはない。仏作って魂入らずの状況にならないように、私たちも応援したい」といった温かい声もありました。

この取り組みはとても壮大なものですが、(企業やNPOも含めた)市民、地域、行政が、これからの地域コミュニティがどうあるべきかを本気で考えるいい機会だと思いますし、それには今日のような対話を積み重ねるほかないのではないかなと感じました。(松尾)