(前回の様子はこちら)
高齢者の理解を含めるという3回連続プログラムで、最終回の今日は”高齢者の疑似体験”でした。
ペアになった人に装着してもらっています |
・ひじのサポーター
・ひざのサポーター
・手首のおもり
・足首のおもり
・足首のサポーター
・おもりの入ったベスト
・特殊メガネ
これらの装具を付け、実際に歩いてみたり、正座をしてみたり、どのような違いがあるのかを体感してもらいました。
「全ての装具を装着すると、とても大変だった」
「身体の自由が奪われてしまった気がした」
「とても不安な気持ちになった」
との声があがっていました。
「誰かがそばにいてほしい」、「助けてあげなくては!」そう感じた生徒たち。
これからはまちで出会った高齢者の方が
重いものを持っていたら?→荷物を持ってあげたい
階段を辛そうに歩いていたら?→おぶって上ってあげる
と答えてくれました。
そんな人がたくさん増えることで、あたたかいつながりが生まれ、より良い住みやすいまちになっていきます。
誰でも歳をとり、いつかは’高齢者’になります。
そのことを頭の片隅に置いて、自分たちが今できることから始めてみてほしいと思います。
学校での福祉教育・人権教育についてのご相談は、大阪市ボランティア情報センターまたは、お近くの区社会福祉協議会までお問い合わせください。(椋木)
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