社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年7月2日火曜日

地域の夢と現状を語り合う。福島区で地域活動協議会全体研修会開催!

会場となった区民センターホール
629日の午後、福島区まちづくりセンター支部主催で「地域活動協議会全体研修会」が実施されました。会には区内の全10地域の地域活動協議会から約120人が参加。「そもそも地域活動協議会ってなに?」という原点を押さえると同時に、各地域の未来と現状、その差である課題を語り合う機会として区内では初めての開催となりました。

事例発表する山口さん
はじめに福島区まちづくりセンター支部のスーパーバイザー・藤原明さん(りそな総合研究所)から、地域活動協議会とは何のための会なのか、地域コミュニティの現状と重ね合わせながら、意図されている方向性について講演がありました。その後、野田阪神駅前商店会の山口達也さんから、「商店街と地域活動協議会」と題した事例発表がありました。調査研究助成などを引っ張ってくることができる商店街として動ける強みと、地域の課題を重ね合わせることで、お互いにとっていい関係が構築できるのではないかとのお話しでした。

青は夢、ピンクは現状、その差の
課題は黄色。ひとつの地域で短い
時間でこれだけの思いが活字にな
 りました。
後半は地域ごとに、思いを馳せたい地域の夢、その夢と照らし合わせた現状、そのギャップである課題は何かを、ざっくばらんに話し合いました。市政・区政への思い、まちづくりセンター支部の取り組みへの思いも交錯しながら、未来を担う子どもたちへの思い、若い世代とのつながり、買い物への不安、下町風情・いい人間関係を残していきたいなど、短い時間でしたが、さまざまな思いが文字となってカタチになりました。

今後は、まちづくりセンター支部が地域の思いを受け止めつつ、企業やNPOなどの思いと重ね合わせながら、地域活動協議会の皆さんの夢の実現に向かって、伴走者として活動を本格化していくことになります。(松尾)