社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年9月9日月曜日

【ミニレポート】北・福島でまちづくりの今を考える学習会が開かれました♪

9月6日(金)晩、「未来へつなぐ、まちづくり~これからの地域運営を考える」と題した第2回北区まちづくりフォーラムが開催されました(主催:北区まちづくりセンター支部)。講師は鶴見区緑地域のNPO法人緑・ふれあいの家 理事長の久木勝三さん。同地域の地域活動協議会をNPO法人化した市内でも有数の先駆的な活動を展開していて、なぜ地域活動協議会なのか、組織運営の工夫、広報の重要性といった点に焦点をあててお話ししてくださいました。そのほか、地域内での話合いの仕方を工夫している例、広報紙を工夫している例、企業との連携事例など、北区内の5つの地域の取り組み事例の紹介もあり、参加者の皆さんが熱心にメモを取る姿が印象的でした。

9月7日(土)昼は、福島区民センターを会場に一般区民を対象にコミュニティ講演会(主催:福島区まちづくりセンター支部)が開かれました。講師は私たちのパートナーとして、一緒に今回の“新たなコミュニティ支援”に取り組んでいる、りそな総合研究所の藤原明さん。 -“健康”には身体的、精神的健康のほかに社会的健康もある、というお話しから、まちづくりへの参加や協働を行うこととこの社会的健康には大きな関連があると結びつけられました。参加者からは「まちづくりセンターってどこにあるんですか?」「区内で若い人が活発に活動しているような取り組みはあるんですか?」といった質問や「個人の立場で行政に教育に関することを何度申し入れても聞いてもらえない。何か方法はないか」といった質問も出ました。特に後者の質問に対して藤原さんは「そうした声を地域の声として集約して行政に投げかけていくことができるのも地域活動協議会」と返し、市民と行政の今後の関わり方についても考える機会になったのではないかと感じました。(松尾)