株式会社海翔では、昨年より会社を挙げてボランティアに取り組んでいます。店舗は市内に5店舗あり、ごくごく普通の海鮮をメインにした飲食店です(当センターも忘年会で利用させていただきました♪)
昨年6月に、西成区の児童館で、食育を兼ねた出前握りずし講座を開催し、今回が第2回目。
今年は10月に「大阪子どもの貧困アクショングループ」(代表:徳丸ゆき子・生野区)のある松野農園で、子ども20人とお母さん10人が参加し、まずはお腹いっぱいに本格的な握りずしをご馳走になりました。
事前の打ち合わせでは、はじめに(株)海翔から「対象は子ども」と伝えられました。
でも、100人のシングルマザーのしんどい状況を調査した徳丸さんから、「子どもの時に大切にされた経験があれば、大人になったとき困難に遭遇しても、頑張るチカラが出る」という話を聞いて、『ぜひ、お母さんにも喜んでもらおう』と対象を親子にした食事となりました。
2012年の国民生活基礎調査によると、相対的貧困率は16.1%。今、6人に1人は貧困の状態にあり、新聞でも子どもの貧困が大きく取り上げられています。「こむりんく」でも何かできることはないかと思い、今回のマッチングに至りました。
(株)海翔では、企業としてもボランティアを行うことでスタッフがまとまり、仕事へのモチベーションも上がるので、今後も継続して行きたいと感想をいただきました。(小野)