社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2016年8月26日金曜日

【閃き塾】ミニレポート④「つかむ」~フィールドワークで人生のヒントと情熱までいただきました~☆

こんにちは、閃き塾・事務局の市居です!

今回のミニレポートは、7月中旬~約40日の間に、塾生さんがそれぞれのテーマ・課題に関連したユニーク&先駆的な活動をしておられる団体・個人にリサーチインタビューを敢行したフィールドワーク(リサーチ実践)についてお伝えします。

リサーチインタビューの目的は、次の3つ
●テーマ・課題解決に向けた、新たな視点、ヒントやノウハウを得る。
●テーマ・課題に関する人的ネットワーク構築のきっかけを得る。
●すでに行動を起こしている先達の存在に触れることで、原動力となる“熱”を体感し、活動の本質を捉え、行動への刺激を得る。

訪問先は、各塾生のテーマ・課題に合わせて、事務局と話し合いながら一人ひとりオーダーメイドで決めて行くのが“閃き塾”流。今期もこれまで同様、活動分野や取り組み内容の多様な多くの団体・個人の方々のご協力を得て、大阪市内各区はもとより豊中市や京都市内まで足を延ばしてインタビューをさせていただきました! 訪問先の一例は、次の通りです(敬称略、訪問日時順に記載。カッコ内は訪問先の所在地)↓

NPO法人 あわじ寺子屋(東淀川区)

NPO法人 大阪市区民カレッジ(中央区) 北校の皆さん
塾生の企画案に対して、忌憚のないご意見を聞かせてくださいました☆感謝です!
●雑談カフェ「ゆるカフェ」(淀川区)
4期生・中村さん(右から2人目)が、
昨年の「閃き塾」で想いをカタチにした「ゆるカフェ」を訪問♪
NPO法人 わかもの国際支援協会(中央区)
自称「スゴイ!ヒキコモリ集団」。逆転の発想で、弱みを強みに変えていくオモシロさ!
妊娠・出産応援サークル「いのちの根っこ」(生野区)
「今の人はベルトコンベアに乗っているみたいに生きている」との言葉に、超共感&大興奮?!
野菜&気持ちたっぷり、身体をいたわる手作り料理でランチ会♪
あったかい活動内容が滲みだしている手描き看板☆
ボランティア団体「あっとほ~む」
「サルサ練習会」のコスチュームで登場された代表の杉井さん(左から2人目)♪
株式会社 応用芸術研究所「Deまち」(京都府京都市)

いろんな機能を持ってます^^
衣料品店の倉庫を皆でリノベーション!
管理人・西馬(さいば)さん(左)から、逆インタビューされるの巻☆
NPO法人 国際交流の会とよなか「TIFAカフェ・サパナ」(大阪府豊中市)
居心地のよい事務所にて。
事務局長・筒井さん(右から2人目)&ボランティア・田坂さん(右端)の温かい心遣いに包まれました^^
カフェでは、外国人のワンストップ無料相談もされています☆
訪問した日の日替わりランチはベトナム料理。
ベトナム人のランさんがワンデイシェフとして家庭料理を供してくださいました~♪
「地域デビュー」に向けて、楽しく情報収集中!!
代表・広野さん(右から2人目)&事務局長・北村さん(右端)と!
”障がい”と”健常”の境界が”ぐちゃぐちゃ”になる、ワクワクする時間でした^^
”有償ボランティア”に対する意見交換会に発展!
「ひとしごと館」の外観もおしゃれ♪
「NPO法人 Co.to.hana」のミッションは「デザインで社会を変える」
…etc.etc.

大変お忙しい中、インタビューにご協力いただいた各団体の皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます

お話をお聞きした中で、”特に”印象に残った言葉は次のものです↓

「モノの整理より、ココロの整理。まずは、できないことを諦めることから。大事なのは、自分の“できないこと”はしないこと」
「本当にやりたいことを見つけること。本当にやりたいことのためなら、やりたくないこともできる」
(「NPO法人 DDAC(発達障害をもつ大人の会)」代表・広野ゆいさん)

「(イベントを主催することは)甘くないよ。それだけに、楽しいよ!!」
(「あっと~む」代表・杉井将人さん)

「活動を“見える化”するため、カフェを始めました」
「メンバーが3人以上集まれば、新しい活動を始めます」
(NPO法人 国際交流の会とよなか「TIFAカフェ・サパナ」事務局長・筒井百合子さん)

「“居場所”というのは、会いたい人がいる場所なんじゃないかな」
理屈じゃなくて気持ちで動ける学生がいる地域は良くなっていく
(株式会社 応用芸術研究所「Deまち」管理人・西馬晋也さんさん)

今期も、塾生の皆さんに同行し、現在、第一線でご活躍の皆さんの貴重なお話を生で聞かせていただく機会を得られた幸運に本当に感謝!です。印象に残った言葉が多すぎて、ここだけでは、とてもとてもご紹介しきれません>< (ご興味ある方は、ぜひ直接聞いてくださいね^^) 

インタビューさせていただいた皆さんにとって、活動することは生きることそのもの。活動のヒント以上に、これから生きて行くうえでの人生のヒントと情熱をたくさん分けていただいた、今期のフィールドワークでした。

最後に、印象に残った言葉を、もうひとつだけご紹介します↓

「皆で助け合っていける社会をつくれるのか、どうなのあなたたち、できるの? できないの??って、常に問いかけているんです」
(「NPO法人 DDAC(発達障害をもつ大人の会)」代表・広野ゆいさん)

次回からは「基礎実践編」の後半プログラムが始まります。塾生それぞれのテーマ・課題をカタチにしていくためのワークが目白押し。次回のミニレポートは、第4日・7/30(土)の様子をお伝えします。お楽しみに~♪(市居利絵)