社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年3月19日月曜日

3/17 学習会「助成金獲得の秘訣~助成金担当者に響く申請書とは~」開催しました

当センターが今年度行ったNPOリサーチによってニーズの高いことがわかったテーマのひとつとして、助成金についての学習会を開催しました。
NPO法人やボランティア8団体、1地区社協、行政から14人の参加があり、熱心にメモをとりながら講師のお話に聞き入りました。

講師は助成金申請ではベテランのNPO法人はなしのぶ理事の長谷川鶴子さん、認定NPO法人フードバンク関西の理事長代行兼事務局長の浅葉めぐみさん、当センターから申請受付の立場として中原真希が担当しました。

講師からは助成金申請の秘訣として、次の4点が挙げられました。
①申請理由を明確ににする!何故活動をするのか、何故その物品が必要なのかを徹底的に会員に調査して企画を行う。またその助成事業による地域社会への貢献度も図る。
②採択後、活動や物品の活用について助成団体名を必ずHPで報告。感謝の気持ちや成果の発信を怠らない。
③日頃の活動体制が大切-会計諸表の完備、情報公開(HP、ニュースレター、パンフレット等)、助成金情報チェック。
④何故助成金が必要なのか、助成金の効果・社会的意義の高さをアピール。

また、当センターからは助成金の採択側としての視点に立ち、事業の先駆性・独自性・協働性、事業として社会ニーズへの取り組み、その地域ヘの効果等に着目していることに触れたほか、助成金情報の集め方、場所・物品といった資源提供の機会となる当センターの取り組み(こむりんく・Comlink)について紹介するなどしました。(小野)