社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年6月12日火曜日

復興活動の現状とこれからを考える集会がありました!

「復興活動の現状と今後について考える~いま関西からできること~3.11 from KANSAI報告会&ディスカッション)」-。6月11日(月)15時~20時30分まで大阪府社会福祉会館を会場に約80人の参加者を集め、開かれました(主催:3.11 from KANSAI実行委員会)。

第1部では現地で復興支援活動の最前線で活動されている多田一彦さん(NPO法人遠野まごころネット理事長)や大久保朝江さん(NPO法人杜の伝言板ゆるる代表理事)、避難者の立場から遠藤雅彦さん(関西県外避難者の会 福島フォーラム代表)によるパネルディスカッションが行われました。多田さんなどから東北の厳しい生活復興、地域復興、産業復興の状況やさまざまなギャップがあることなどが報告されました。

第2部は「今後の復興支援について考えるワークショップ」が行われました。第1部のパネリストも加わり、復興につながるアイデアを出し合い、グループでブラッシュアップ。「東北で復興支援マラソン大会を開催」など、具体的なアイデアが10出されました。第1部でコーディネーターを務めた田村太郎さん(スペシャルサポートネット関西世話人)は「抽象論ではなく今日のような具体的な話しをしていくことが大切だし、1年に1回と言わずに継続的に今回のような企画を続けていきたい」と締めくくりました。

終了後に、LED電球を用いたキャンドルナイトプログラムが行われ、参加者全員で手を取り合って静かに祈りを捧げました。(松尾)