社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年10月9日火曜日

【いわきーおおさか交流バス】現地活動レポート

先日ブログで出発の様子を紹介した市民フォーラムおおさか(事務局:ボランティア情報センター)主催の【9.15~17 いわきーおおさか交流バス】~ レポートが遅くなってしまいましたが、今日は充実の交流となった現地活動の様子をご紹介します(*^_^*)

今回の活動場所は福島県いわき市にある「第一応急仮設住宅」。この仮設住宅には原発被害だけではなく、震災による津波被害、家屋倒壊などさまざまな理由で我が家を失った189世帯の方々がお住まいになっておられます。そんな現地の皆さんに大阪の元気を届けたいと、関西風の「うどん」、アロマの香りで癒しの効果抜群「ハンドマッサージ」、子どもに大人気「ヨーヨー釣り」を提供してきました。



性別も年齢もボランティア経験もさまざまな20人でしたが、「現地で活動をしたい!」という想いはみんな一緒。まだまだ強い日差しの下、額に汗しながら協力して準備をすすめました。その甲斐あってか今回、用意した150人分のうどんもすべて完売。ハンドマッサージもヨーヨー釣りも大好評でした☆
現地の皆さんの言葉に耳を傾けると、「安定剤がないと眠れない」「自宅に戻っても誰もいないから、仮設に住んでいる」など震災後癒えぬ厳しい現実をつきつけられるものや「またいつでも来てほしい」「また会いましょう」といった、人と人とのつながりの大切さを改めて感じさせられる言葉などさまざまいただきました。

市民フォーラムおおさかでは、いわき市第1応急仮設住宅との関わり方を今回限りの「短期的」なものではなく「長期的」なものにしていきたいと考えています。また、10月16日(火)19時から大阪市社会福祉センターにて参加者による振り返り会を行うこととなっており、いわき市への再訪も含む支援のあり方を検討していく予定です。(河崎)