社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年10月9日火曜日

“発達障害を学ぶ”ボランティア学習会 in 城東区社会福祉協議会

「発達障害を学ぶ。一番困っているのは子ども自身」
~地域社会で生活するために~ 

 926日、城東区ボランティアビューローが主催した、登録ボランティア限定のボランティア学習会に参加してきました。城東区ボランティアビューローは、今年設立20周年ということもあり、ボランティアさんと一緒に取り組む事業が目白押しです。

今回の学習会も、ボランティアグループのおもちゃ図書館「トライアングル」の協力で開催され、ボランティアさんが資料作りから当日の運営、講師と、大活躍しておられました! 

学習会ではまず、「発達障がい」とはどうのような障がいなのかを知ってもらうため、パワーポイントを駆使してとても分かりやすく講義をされました。 そして、発達障がいのある子を育てる親としての経験から、発達障がいを生活のレベルに落とし込んで、日常の事例を交えてお話しされ、年代・性別を問わず、幅広い参加者の耳にスッと入るものがありました。

なかなかこうした機会がないと実体験による語りや発達障がいのある子を育てる親の思い、発達障がいへの理解は伝わらないようにも思いました。誰もが安心して暮らせる地域づくりを思うと、改めて、子育て支援も福祉教育のひとつとして発信していくことの大切さを実感した一日となりました。

『みんなちがって みんなえぇやん♪』(岡田・中原)

~主催者よりコメント~
ボランティアコーディネーター 岡本さん
実体験のお話は、むずかしい言葉や表現もなく、“すとん”と心の中に収まりました。これからは、福祉教育のプログラムのひとつとして『みんなちがって みんなえぇやん♪』というタイトルで理解の輪を広げて行こう、とみなさんと話合いました。

おもちゃ図書館トライアングル代表 松田さん
当日はたくさんの方にお越し頂き、とても緊張しましたが、皆さん熱心に話を聞いて下さり、感激いたしました。この様な機会を通して、一人でも多くの方に発達障がいの事を理解して頂けると幸いです。ありがとうございました。