講師には、第1弾からお世話になっている大阪教育大学教育学部准教授の新崎国広先生をお呼びし、短期間のボランティア体験受け入れの意義や、この夏にボラ☆チャレ(詳細はこちら)で受け入れを行った施設や団体の振り返り、また、今後、新たに受け入れを考えている施設や団体に向けた受け入れポイントの紹介などを、丁寧に、且つ、熱く!語ってくださいました(新崎先生はいつも熱く語ってくださいます!)。特に、ボランティア活動への不安の解消や、活動への理解のためのオリエンテーション、および、活動終了後のふりかえりの重要性については、今後の活動に興味を持って継続していくために必要不可欠のものであることを学びました。
後半は、2班に分かれてワークショップ。まずは桃色の付箋紙に、施設や団体の「良いところ」「できること」「強み」を、そして、ボランティアの受け入れ(あるいは需給調整)について「良いところ」「できること」「工夫しているところ」等を1項目ずつ、青色の付箋紙に、施設・団体のボランティア受け入れ(あるいは需給調整)に関する「困っていること」「悩んでいること」「課題」等を1項目ずつ記入していただきました。
それらをシートの該当する項目(例:人・場所・情報…等々)に貼りつけ、内容を参加全員で共有の後、桃色の付箋紙の強みも参考にしながら、青色の課題を解決するためのアイデアを黄色の付箋紙に記入して貼り付ける作業を行いました。
ひと目でわかる?ワークショップの充実度♪
何も書かれていないワークシート ちょっぴり緊張しながらワークショップはじまりました! |
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1時間もしないうちに…これはすごい!!!
こんなにたくさんのアイデアが出てきましたよ! |
青色の課題に対して何とか解決していこうと、施設や団体それぞれが持つ強みをフル活用し、非常に活発なワークショップになりました。いただいたアンケートからも「客観的な意見を聞く事ができた」「ボランティア受け入れの課題に対して他職種の方々から良いアドバスをもらった」「社会福祉協議会の職員や施設職員、ボランティアに悩みを直接話す事ができた」という意見をいただき、また、「もっと話が聞きたい!」「また開催してほしい!」など、非常に嬉しいリクエストも頂戴しました。
今回の研修会はこれで修了となりましたが、施設や団体がボランティアを積極的に受け入れる事の必要性を広く伝えていくために、ボランティア情報センターでは、今後もさまざまな形でこのような事業を開催していきます。新崎先生および参加していただいたみなさん、そして、大阪ボランティア協会の梅田さん(突然ワークショップ参加して!とリクエストしてゴメンナサイ)、お疲れさまでした!そして、ありがとうございました!(川口)