社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年11月6日火曜日

淀川区社協主催「災害時に役立つケータイ講座」にお邪魔しました!


皆さんの手元にはご自身のケータイ。体験中の写真は
てんやわんや状態で撮れませんでした・・・
いざ災害が起こった際に電話がつながらない・・・そんなことも想定して、ケータイ電話やスマートフォンを活用した「災害伝言板」の使い方などを実技を通じて理解しておこうという講座が11月1日(火)午後、淀川区社協で開催されました。

プログラムの前半は、大阪市危機管理室の職員さんから通信関係を中心にした災害時に起こりうる状況などについてお話しがありました。東日本大震災では、発災から2、3日目に最も電話がつながりにくい(輻輳)状況になった点やその背景について、また、安否確認などを行う際、例えば電話サービスでの「災害伝言ダイヤル」では、家族間で共通の電話番号を確認しておく必要がある、Eメールは配信が遅れる場合があるなどの特徴や注意点などについて触れられました。

後半は、携帯各社が提供する「災害伝言板」や、東西NTTが提供する「ウェブ171」の仕組みや内容などについて、私からお話ししたあと、実際に参加者のケータイ端末を活用して、「災害伝言板」サービスを体験してみました。普段は電話として使うのがメインな方が多かったこともあり、「災害伝言板」の入口に辿り着くのも一苦労・・・。入口が下の方にあるため、スクロールの仕方に難儀する方や、階層が深いために、何度もクリックをしなければならないのがわかりづらかったり・・・
それでも、皆さん、伝言の登録、確認まではおおむね体験でき、「繰り返し練習せなすぐわからんようになるな」「またこんな機会を作ってほしいわ」「友だちにも教えてあげたいわ」などと感想を残して会場を後にされました。

毎月1日・15日は無料(契約内容により通信料金はかかります)で「災害伝言板」や「音声お届けサービス」「ウェブ171」等のサービスが体験できます。皆さんも機会を見つけて、ぜひ体験してみてください!(松尾)