社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年8月9日金曜日

【防災ワーカー講座】発災時の心構えを体験的に学ぼう!第2回 『災害時体験』

大阪市ボランティア・市民活動センターが事務局を担っている「市民フォーラムおおさか」主催による、『 防災ワーカー講座 ~市民による災害時の支援活動を考える~ 』の第2回目を、7月27日(土)に開催しました。
今回は『災害時体験』というテーマで、大阪市立阿倍野防災センターの災害体験に行ってまいりました。阿倍野防災センターでは、震度7地震体験、煙中避難、初期消火、119番通報、応急救護などのバリエーション豊かなコーナーが設けられており、地震をはじめとした災害に対する知識と技術を、体験を通して学習できる施設となっております。
ちなみに、阿倍野防災センターの入っている「アベノフォルサ」という建物は、大阪市の防災拠点となっており、大規模災害の発生により市庁舎が被災した場合など、初期初動体制を確保できるよう、災害対策本部の機能を代替・補完する機能を担います。免震構造の7階建てで、防災センター以外に、消防局南方面隊、屋内プール、備蓄倉庫なども併設されています。

実際に水の出る消火器を使います

公衆電話からの119番通報訓練

障害物をジャッキで上げ救出します

レジ袋が簡単三角巾に早がわり

想定東南海地震の揺れも体験!

地震で倒壊した街並みを再現

 受講の皆さんからは、「震度7地震体験コーナーは、神戸の地震を経験した者としては、あの日のことが思い出されてしまった」、「災害時、冷静に判断・行動できるかどうかは、日頃からの訓練の繰り返しが大切だと感じる」、「何度か来ているが、今度は家族全員で来て自分たちにできる防災・減災について考えたい」等のご意見をいただきました。

次回は8月24日(土) 大阪市立社会福祉センターにて、『車いす・手引き体験』というテーマで、講座を実施する予定です。災害時、避難が困難になるであろう、高齢者や障がい者に対する対応のノウハウを実習を交えながら学んでいただきます。