社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年10月7日月曜日

「ホッとネットおおさか」第8回定例会が開催

「ホッとネットおおさか(大阪府下避難者支援団体等連絡協議会)」の第8回定例会が、9月27日(金)、大阪弁護士会館(大阪市北区)で開催されました。

ホッとネットおおさかは、大阪府内で避難者支援をする団体や、避難当事者団体の集まりで、2か月に一度、定例会を開催しています。

今回の内容は、
(1)三木市社会福祉協議会による避難当事者への継続的な支援について
(2)まるっと西日本の安否確認電話について

(1)震災から1年後に、避難当事者から交流会を開きたいという要望から始まった事業の報告でした。
三木市以外で開催されている交流会には何度も行ったことがあったが、その場その場だけで、自分たちの思いを話して終わりという形に疑問を持っていました。そうではなく、自身でそれを発信し、現状を変えていかなければならないと感じ、三木市で当事者主体の団体を立ち上げました。
自分たち自身で良いものを作っていくという考えに三木市社会福祉協議会が賛同し、継続して支援をしています。

 
(2)まるっと西日本に電話登録をする関西への避難者に、月1回程度電話で安否確認をしている事業です。
猛暑だったこの夏多かった悩みは、「市営住宅にエアコンが付いていない」という相談。エアコンを提供できる団体を紹介しました。
また安否確認をする中で、ファミリー層は元気そうに感じるが、単身者は顔色が悪い人が多いことが気になると報告がされました。元気のない人とは喫茶店で実際お会いして話を聞いたり、公営住宅に訪問したり、電話で聞き取った悩みを、その人に応じた解決方法を考えています。
じっくり話せる人が定期的に電話をかけてくれる、つらい時もそうやって支えてもらえる人がいることは、とても心強いことなので、今後もできる限り続けていきたいと報告がありました。




ホッとネットについてのご質問・ご相談は、当センターまでお問合せください。(椋木)