3月14日、『防災福祉教育ボランティア講座』(共催:羽曳野市・羽曳野市社会福祉協議会)の講師として羽曳野にお邪魔し、ボラセンブログでも何度か紹介をしています『避難所運営ゲーム HUG』を参加者の皆さんに体験いただきました。
『避難所運営ゲームHUG』は、避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカード(避難者カード)を、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事(イベントカード)にどう対応していくかを、自由に意見を出し、話し合いながら運営の方向性を決定していくという、避難所運営をゲーム感覚で学ぶことができる内容となっています。
テーブルによって避難者カードの配置もいろいろ個性があります |
今回講座に参加いだたいた皆さんのほとんどが60~70代の年齢の人でした。大災害や日中での発災の場合、普段、地域で頼りにしているリーダー的存在の人、若い現役世代の人、派遣される行政職員が無事に避難所運営に関わることができるとは限りません。年齢や性別、経験など関係なく、その場に居合わせた人が、協力し合って避難所運営に対応していかねばならない状況だってあり得ることです。決して他人事ではなく、自分たちの地域で実際に災害が発生した際に、どのように行動すべきか、また災害に備え、どのような準備をしておくべきか、を考えていただくきっかけとなればと感じました。
女性の参加者が多く、女性目線での避難所運営が勉強になりました。 |
ゲームの振り返りではいろいろな意見が出ました |