社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年4月16日水曜日

レオクラブお花見大会に参加してきました♪

『息の長い避難者支援をしたい!』

学生団体大阪レオクラブの代表の方から、そう相談されたのがちょうど1年前。
それまでは、単発の活動で子どもと関わることはしてきたけれど、継続しての避難者支援がなかなかできていないとのことでした。

この相談をきっかけに当センターが運営する避難者交流会Cafe IMONIKAIで保育のボランティアに関わってもらうことから始まり、避難して来られたママ団体「避難ママのお茶べり会」でも保育の担当をされることになり、現在もその活動を続けられています。
長く関わる中で、東日本大震災で避難してこられている子どもたちや保護者の方のニーズをしっかりキャッチし、昨秋には動物園へ一緒に行って子どもたちと遊ぶというイベントを団体で企画され、大好評でした。


この春も何か企画をと考えてくれたのが今回のお花見大会☆
4月13日(日)、大阪城公園の一角でみんなでお花見をしようというものです。
避難者の方9組のご家族が参加され、レオクラブのボランティア30人、またレオクラブを支援されているライオンズクラブの方もたくさん来られていました。

残念ながら桜はもうあまり残っていませんでしたが、それでもまだ少しでも桜が残っている場所を確保しようと、前日からレオクラブの方で泊まり込み!その意気込みには頭が下がる思いでした。

子どもたちにはレオクラブで楽しいゲームや企画を用意してくれていました。
自己紹介の人間すごろくゲームから始まり、他にも楽しいゲーム企画、子どもたちとはおにごっこをしたり、ボール遊びをしたり、いろんな年齢の子どもにも対応されていて、子どもたち皆元気いっぱいに走り回っていました。




また、子どもを任せられたお母さんたちは、おしゃべりの時間でゆったりと日頃の疲れを癒されていました。


最後には、日頃お世話になっている感謝の気持ちを伝えようと、子どもたちがお母さん宛に色紙を書くという素敵な企画がありました。お母さんたちはとってもうれしそうに照れくさそうに受け取られていました。



 
楽しくてあっという間の5時間に、みんなまだ遊び足りない様子でしたが、名残惜しくも最後の記念撮影でお花見大会は終わりました。

「こんな素敵な企画をありがとう!!とても楽しかったです(*^_^*)」
避難者の方々から何度も何度もお礼を言われていました。

最後にみんなで記念撮影~♪
息の長い支援をしたいと、その言葉通りこの企画を作りあげられ、今後も続けて企画をしていくというその思いを、当センターではこれからも応援していきたいと思います。(椋木)