社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年7月12日土曜日

近畿運輸局「バリアフリー教室」に行ってきました♪(^^)♪

7月8日
近畿運輸局が実施された「バリアフリー教室」に、講師としてお招きいただきました。
近畿運輸局では、バリアフリー施策の推進のため、職員対象に障がい者の疑似体験と介助体験を通して、障がい者の日常の困難を自分たちの問題として認識して心のバリアを取り除き(心のバリアフリー)、業務や日常生活に活かしてもらえるよう同教室を実施しています。今年度は「大阪市福祉教育語りの会」の肢体障がいの者と視覚障がい者をアドバイザーに迎え、講師を務めていただきました。

前半は基本的な車イスの操作方法、視覚障がい者の手引きの方法を学んでいただいてからペアを組んで介助する側と介助される側と交替しながら体験してもらいました。

後半は4つのグループに分かれて障がいの方が日頃体験している不便さと行政(社会)への要望などについての意見交換をしました。
受講者は障がい者の方々のお話を聞き、積極的に質問をされていました。

今後のバリアフリーの整備に活かしてくださることを期待してます!!
                      
  
                   

★階段での手引きです


★ 車イスを初体験!




意見交換ではたくさんの質問がでました↓           
盲導犬がとても賢くて可愛いんです♪素晴らしいパートナーです!



































★いくつか見せていただいた視覚障がい者のための用品の一部です


               
指で秒針に触れ時刻を確認できる時計
障害物を感知してバイブで知らせる
携帯型の装置 






















このように技術の進歩で生活の不便さは少しずつ解消していけるのだと思います。

★受講者の感想です
 
 ・視覚障がい体験を経て、短時間ではあったがその不便さを理解できた。
 ・施策を考える際に「バリアフリー」を忘れないようにしたい。
 

社会福祉協議会では、このような活動を通じて、誰もが住みよいまちづくりを目指し、地域福祉の推進に取り組んでいます。
今回のようなことを、みなさんの学校で、施設で、会社で教えてほしい!
そう思われた方は、大阪市ボランティア・市民活動センターまたは、お近くの社会福祉協議会へご相談ください♪ (松田)