社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年8月5日火曜日

企業の社会貢献 第8弾  ~「こむりんく」見学・体験会 ~ 健康麻雀 菜の花

企業の社会貢献 第8弾  ~「こむりんく」見学・体験会 ~ 健康麻雀 菜の花

  6月29日(日)健康麻雀 菜の花(ミスターりん株式会社)にて「こむりんく」見学・体験会を開催しました。皆さんは「健康麻雀」はご存知ですか?私は麻雀すら全く知らず、麻雀って何故か煙草や賭けのイメージを持っていましたが、今回「こむりんく」をきっかけに全くイメージが変わってしまいました。まさに手と頭をフル回転させてのゲーム感覚は認知症予防となり、東京都杉並区でも推奨されていることに納得しました。

 今回「健康麻雀 教えます」と「場の提供」をして下さったのは、梅田の繁華街にある「健康麻雀 菜の花」の林沙代さんです。お話を伺った時も19卓の麻雀卓には、おしゃれをした老若男女のみなさんがゲーム感覚で楽しんでおられる様子で、何といってもお部屋は掃除が行き届き清潔で”健康”のイメージが漂っていました。
 
今回地域貢献を希望されたきっかけは、この健康麻雀を始める時に林さんは、健康麻雀の修業先や機器メーカーの方をはじめ多くの方にお世話になったことに感謝して、地域の方にこの場を使ったいただく事を思いついたそうです。

  「こむりんく」見学・体験会は日曜日の朝10時にも関わらず、大阪市北区まちづくりセンターの友田アドバイザー、酒井支援員がお声掛けをした地域のマンションの健康麻雀クラブや老人福祉センター等から19名(男性14名:女性5名)のご参加がありました。健康麻雀 菜の花からは林さんをはじめ、木田店長、坂本さん(日本プロ麻雀連盟関西支部所属)、他1名のみなさんが対応して下さいました。

 参加者の内、2名以外は麻雀の経験があり習熟度別に各テーブルに付き、「健康麻雀は(アルコール)飲まない・(煙草)吸わない・賭けない」が三原則でゲームそのものを楽しみましょうと説明がありました。

麻雀に慣れている皆さんは早速にゲームをはじめられましたが、電動の麻雀卓は初めての方が多く麻雀牌(パイ)が自動的に並んで出た時は歓声が上がりました。全く知識のない私は初級コースの卓でスタッフの説明を聞いていましたが、その説明の上手いこと上手いこと。基本的に絵文柄(?)に種類を合わせて行くもので、「はい、牌を並べて絵文字が違う子を捨てましょう」「同じ仲間を集めて」と分かり易く丁寧に教え、参加者も「頭使うわ―」「先生の教え方がいいよ~」「普段使わない頭を使ったわ―」などど声が聞こえてきました。
 

 木田店長は「昨年から教えている生徒さんは92歳ですが、段々上手くなっていますよ。麻雀はいくつからでも始められます。」何とも今日の参加者が喜ぶような話をされました。

 アンケートでは「楽しい時間を作ってもらい感謝してます」「40年ぶりに麻雀をさせてもらい、思い出しながらおもしろかった」「自分の下手さにくやしいです。もう少しガンバッテ、リベンジします」などご意見をいただきました。

 今回は男性の参加者が多く、昔によく麻雀をされていたとお聞きしました。これを機会に男性ももっと地域で楽しい時間を過ごされればと思います。(文責:小野靖子)