社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年9月23日日曜日

「おおさか閃き塾」塾生によるリサーチ活動進行中!

グリーンシティの皆さん(右/手前)と塾生(左)
自身が関わる地域コミュニティの困りごと・悩みごとに対して、多様な仲間と共に解決の糸口を見つけ、一歩を踏み出そうという「おおさか閃き塾」。8月はじめから始まり、それぞれの解決への糸口を見つけようと、今、塾生が各地へ精力的にリサーチに出掛けています。

昨晩(9月22日)は、マンションコミュニティの活性化や地域防災をテーマにしている塾生4人・スタッフ3人が加古川まで遠征し、「加古川グリーンシティ防災会」の皆さんにお話しを伺いました。今年で築27年目になる「加古川グリーンシティ」(7棟約600世帯(2,000人))の自主防災組織である同会は1998年に阪神・淡路大震災を契機に発足し、その活動は実に多様で活発!その多彩ぶりはとてもブログで紹介しつくせない、倒れそうなくらい圧倒的なものなので、ここでは残念ながら省略します!(メディアでの紹介も多数、実にあらゆる情報を同会のホームページで発信しておられるので、活動内容はそちらをチェックしてください!)

同会へのリサーチでまず驚かされたのは、お時間をわざわざ作ってくださった皆さんの顔ぶれです。同会代表の大西賞典さんのほか、自治会長さんやマンション管理組合の理事長さんや役員さんなどなんと総勢9人!しかも皆さん私たちが恐れていた四角い顔ではなく、何とも楽しそうだから余計にフシギです。このフシギを読み解くさまざまなお話しを聞かせていただき、22時近くまで約3時間、あっという間に過ぎてしまいました。素晴らしい活動の核心をいろいろと教えていただいたお話しをここで書きたいところですが、長くなるので省略します(涙)・・・ ただひとつ私が特に感じたのは、毎週土曜の晩に定着しているという防災会議と称した1,000円飲み会がいろいろな意味で欠かせない場になっていること、「自分たちのまちは自分たちで守る」という肩肘の張ったありがちなスローガンではなく、「家庭や仕事のための時間が最優先、余力の時間で大切な人を守るために楽しく活動しよう」というポリシーが、何とも楽しそうな皆さんの表情の向こう側にあるのかな、などと思いました。ほんの一部の紹介ですみません・・・

こんな感じで塾生50人が10月初旬にかけて、思い思いの人や場所、団体を訪ねていきます。お邪魔した際はどうか皆さん、本音を聞かせて頂けたら嬉しいです!(松尾)