10月25日と11月2日の2日間、近畿運輸局の職員対象バリアフリー教室に、講師として参加をしてきました。
近畿運輸局では、バリアフリー施策を推進する立場から、平成22年度から職員対象に、障がい者の疑似体験・介助体験を通して障がい者が日常どんなことに不便を感じているかを知り、『心のバリアフリー』の大切さを再確認してもらい、業務や日常生活に活かしてもらえるよう同教室を実施されていて、今年度も当センターに声をかけていただきました。
☆ 体験の様子はこちら↓
坂道を自走。まっすぐ進むのがこんなに難しいなんて… |
段差の昇り降り。相手への気遣いがポイントです。 |
4人いれば階段でも持ち上げられるんです。 |
点字ブロックの上は手引きがあると安心です。 |
イスの座面を確かめて、座ってみました。 |
階段の昇り降りは、一番難しそうでした。 |
~参加者の方からは、こんな感想をいただきました~~~~~~~~~~~~~~
●介助の方法などを見たことはあったけど操作をしたことはなかったので、
今回の体験で見ることと実際に体験することは全然違うと感じました。
●目を隠すことで、普段歩いている道でもとても怖くなかなか歩けなかったので、
知らない道ならなおさら大変。点字ブロックの必要性を実感しました。
●自分が実際に声をかけるのは難しいかもしれませんが、点字ブロックの上に
物を置かない、優先座席で声をかけるなど、少しでも自分にできることから
していきたいです。
●視覚障がい者にとって一番大切な事は声をかけることだと実感しました。
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この体験をきっかけに、まちで困っている人を見かけたら「お手伝いしましょうか」と
声をかけてもらえたらと思っています。
社会福祉協議会では、このような活動を通じて、誰もが住みよいまちづくりを目指し、
地域福祉の推進に取り組んでいます。
今回のようなことを、みなさんの学校で、施設で、会社で教えてほしい!
そう思われた方は、大阪市ボランティア情報センターまたは、
お近くの社会福祉協議会へご相談ください♪ (椋木)
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