社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年11月1日金曜日

【西成区社協】被災地ボランティアバスのレポです!【ボラセン】

遅いレポになってしまい、申し訳ありません…!

去る9月19日~23日、西成区社会福祉協議会さんとの共催で、宮城県南三陸町および、気仙沼市へ被災地支援ボランティアバスの運行を行い、スタッフとしてバスに同行させていただきました。
バスに乗り込んだボランティアは18名。学生や社会人、外国籍の方、多様な参加者の多くの想いを載せて、今年も東北へ向かいました。
田畑の掘り起こしは意外と細かな作業です
めちゃめちゃ重い…!でもみんな早かった!

活動内容は農業支援と漁業支援。農業支援では田畑の土を掘り起こし、細かなゴミなどの被災物を撤去。大型のクレーン車などにはできない細かな作業は、どうしても人の手が必要となります。また、漁業支援では土俵(関西では土嚢と呼びます)づくりとわかめの袋づめ。土俵袋1枚ずつに土を詰めていく作業はなかなか大変でしたが、ボランティアさんは体力ばっちり! 1日で行う作業を半日で終わらせてしまいました(@_@;) 地元の方もびっくりです(^_^;)
また、身体を使ったお手伝いだけでなく、お世話になった宿泊所の方や地元の語り部さんから話を聞く機会や、リアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5 URL:http://www.riasark.com/)で、震災当時のコメントとともに写真や被災物が展示されているのを見学するなど、改めて被害の大きさを知る機会もあり、被災地でお手伝いするだけでなく、見たり聞いたりしたことを自分の住む地元に伝える役割があるんだと感じました。

語り部さんのお話が胸に響きます
 災害から2年以上が経過していますが、今でも復興計画が決まらない地区もあり、道路や住宅が建てられないなど多くの被災地にとって支援が必要な状況にあり、どこに行っても地元の方は「年月が経っても東北のことを忘れてほしくない」と話されます。
大阪市ボランティア・市民活動センター(大阪市社会福祉協議会)では、各区の社会福祉協議会と連携を取りながら大阪市内に避難された方々への支援を続けています。今後も東北で得たものを広く地元に伝えるとともに、災害支援についても進めていきたいと考えています。(川口)

また、必ず伺います…忘れません