社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年2月27日木曜日

「大阪を変える100人会議」に参加~私は「あいさつ運動」がたまらなく楽しいものになるには?を考えました♪

大阪の多様な課題解決に向かう志を持つ実践者のプラットフォーム「大阪を変える100人会議」。昨夜開かれたオープンラウンドテーブルに参加してきました♪ 昨夜は私たちも2011年から事業連携している、りそな総合研究所の藤原明さんの全体進行のもと、7つの地域課題の解決に向けて、参加者の情報共有と知恵を出し合うワークショップが行われました。

7つの課題とは、①買い物難民、②世代を超えた地域ぐるみのあいさつ運動、③○○がわかるマップづくり、④地域資源の認知度アップ、⑤地域・世代を超えたまちの美化、⑥地域を軸にしたコミュニティカフェ、⑦地域を軸にしたコミュニティメディア-。地域住民との対話の数々からピックアップされたこれらの課題に対して、企業の経営者、会社員、NPOのリーダー・スタッフ、大学・高校の教員、行政職員、社協・まちづくりセンターなど中間支援組織のスタッフなど、多彩な顔ぶれによって夜10時近くまで熱量の高い議論が重ねられました。

私が参加したテーブルは「あいさつ運動」。このとてつもなく地道な地域活動が“たまらなく楽しいものになるには?”をテーマに皆で話し合いました。企業やNPOが事業性・継続性も含めてどうやったら関わることができるか、この可能性を探りたくて参加したのですが、なかなか刺激的なワークショップでした♪ -「山登りのときのような心地よい挨拶」と「日常の挨拶」のギャップはどこから来るのか→シチュエーションのあり方に重要なカギが?→“あいさつ”そのものを目的ではなく手段で考えると面白くなる?→「挨拶しないと開かないコンビニ」「大きな声で挨拶すると安くなる自販機」・・・こんなことも取り入れたまちぐるみのあいさつ運動を実践した地域と何もしていない地域との経済効果を比較してみる→効果を実証してさらに広がる・・・ 突飛に聞こえるかもしれませんが、なかなか魅力的な面白いストーリーがワークショップの中から生まれました。

私たちも今年度は、地域と企業・NPOの対話を重ねるプログラムに力を入れてきましたが、ますますこの三者の距離は必然的に近づいていくことを実感する機会になりました。(松尾)