社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年11月28日金曜日

【おおさか閃き塾】ミニレポート⑤11/1(土)第4日~掴んだヒントを共有→”見える化”しました~♪

本日のプログラムです♪
こんにちは、閃き塾事務局の市居です。
お待たせしました! 「おおさか閃き塾2014」第4日のミニレポートをお届けします。今回も、情報誌「COMVO」で活躍中のときどき”記者”(ボランティア市民記者)であり、塾生でもある橋本達也(はしもと たつや)さんが記事を寄せてくださいました! 併せてご紹介いたします。

直接会って話を聞いた内容だけに、
キーワードの背景を語ることにも熱がこもります!
去る11/1(土)、「おおさか閃き塾2014」の第4日を開催しました。フィールドワークであるリサーチ実践の期間を経て、塾生さんたちは約1ヵ月ぶりの再会となりましたが、久しぶりに会った気が…なんだか全然しない?!(笑) 不思議とリラックスした雰囲気の中、6時間のプログラムがスタートしました。

この日のテーマは「ふかめる」「リサーチ情報を掘り下げ、”見える化”する。」と題して、最初にフィールドワークで掴んだ要素(活動のヒント・ノウハウや新たな視点・気づき等)を塾生全員で共有し、出てきた要素のキーワードを一覧表として”見える化”していきました。次に、その一覧表を複数の視点で眺め、本質に近づくための洞察を得るワークに1日かけて取り組みました。塾生の参加は11人。活動分野や内容が違う団体から同じキーワードが出てくる等、この日も驚きと発見に満ちた熱気あふれる一日となりました!

「私が橋本です♪」
10:30~17:30の1コマ目~3コマ目の紹介は、ときどき”記者”であり塾生でもある、橋本達也さんのレポートをどうぞ↓
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10:30~14:30は、10月中にフィールドワークであるヒアリングリサーチ・インタビューを実施して得られた内容について、塾生全員で共有するためのプレゼンを実施しましたぁ~。

5分ではとても収まりきらない共有のプレゼン^^
10月末までにインタビューを行ったのは10団体。うち、今回は6団体の情報共有を行いました。その中で何か所は2、3人でお邪魔したため、プレゼンも共同で、協力して行いました。

トップバッターは、ぶっきーさん! まず四国の祖父にインタビューしたところ、耳が遠くなったため外出の機会が減っているとの情報をキャッチ→補聴器が機能していれば、高齢者が外に出る機会も増える?!という仮説を立て、調べてみると、なんと補聴器を購入した人の9割がうまく使えていない、使っていない!!衝撃の事実が判明しました。そこで、北区にある「株式会社川村義肢 補聴器専門店エイドセンター」様に現状を教えていただくことに。販売後の丁寧な対応やメンテナンスの必要性を初めて知り、発見の多いヒアリングとなりました。

2番目は、ゆうかさん。女性の就労支援をしている「情報の輪サービス株式会社」様へインタビューを実施しました。夢の実現への資金集めの重要性!いかにメンバーと一緒にカラー付きの夢を見るか?など刺激的なお話を伺い、大いに刺激を受けました。
プレゼンの後は、メンバーから心に残った
「ええやん!」キーワードを記した付箋のプレゼント♪

3番目は、大阪の埋もれた魅力を発掘&発信したいカズキさんと落語の魅力を若者に広めたい玉子さんのペア。能をはじめとする上方の伝統芸能の”敷居”を下げる「上方伝統芸能ナイト」などのユニークな企画を実施しておられる「公益財団法人 山本能楽堂」様に訪問させていただきました。”文化を守る”難しさ、喜びと誇りを語っていただきました。


「ええやん!」キーワードとともに
好奇心いっぱいのコメントも贈られます^^
4番目は、まきおさん&あるきさん&はっし~さん。”自称”世界一小さい大学「二畳大学」様に、地域の人と緩やかにつながり人生を豊かにするヒントを得るため、インタビューさせていただきました。“個人のど~でもいいことを全力で!”“いかに負担なく続けるか”、お聞きしたエッセンスをゆる~く、でも熱~くプレゼンしました。




写真から、フィールドワークの様子が垣間見えます^^


5番目は、加々田さん。認知症の人を地域で見守る仕組みづくりの一事例として、「社会福祉法人堺市社会福祉協議会 地域包括支援センター」様が実施している「みはらカフェ」の見学とインタビューをさせていただきました。各種申請や予算確保などの裏方さん(事務局)のご苦労と限られた期間での進め方の実践ノウハウとスキルを学びました。

6番目は、はっし~さん。神戸市の「わるたんプロジェクト」様に訪問し、念願のインタビューを果たしました! ”わるキャラ”である”わるタン”が「いたずらが世界を救う」を合言葉に、兵庫県から東北まで子ども達の笑顔のために幅広く活動。ボランティアだけではない、継続するための“かせぐ”仕組みと子どもの笑顔のため妥協しない”こだわり“のバランスの重要性を学んだことを共有してくださいました。

年齢、性別、所属…多様な塾生が
一つのテーブルで知恵を出し合う様子は「おおさか閃き塾」ならでは!!
14:30~17:30熱~いプレゼンの後は、2班に分かれてリサーチキーワードから洞察の抽出を行いました。「思い」「何のため?」「場」などなど、色々な分類で「あっ?これ似てる?」「おっこれは違うね…」など、対話を通しより深く洞察することで自分の思いがさらにブラッシュアップ! 今回も”目からうろこ”の学び十分な一日でした。
ワークで得られた洞察を披露~♪
年代によって異なるものの見方に、ヒートアップした対話の痕跡がそこ、ここに^^


「まじめにアホなことをやる!」「あえて活動の告知をしない」等々、
活動分野の異なる団体さんから同じキーワードがいくつも出てきて、一同「おぉ~っ!」
その後、恒例の「1000円出しの会」・・・今回は、かなりこじんまりと、机もひとつだけ。その分、濃い話ができました。

次回は、なんとこれまでの会場から大きく変わって・・・現在、なかなかうまくまとめきれなかったり課題に悩む塾生たちも、心機一転! 閃き力アップ!! かも?? まだまだ、フィールドワークに行けていない方の内容共有も含め、さらにさらに、テーマ・課題解決を形にすべく、マインドマップ法を使ったワークの予定! 次回もワクワクドキドキ! 閃けるか!!? (3期生&ときどき”記者” 橋本達也)      
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以上、3期生&ときどき”記者” 橋本さんのレポートでした! 
塾生ならではの視点から、当日のワクワクやこれからのドキドキが伝わる勢いのあるレポート、臨場感たっぷりですね♪ 橋本さん、ありがとうございました! 
 
「おおさか閃き塾2014」第5日は、2週間後の11/15(土)に実施。それぞれのテーマ・課題解決について、どんな風に可能性を広げていけたか、次回のレポートもお楽しみに~♪(市居)

※「1000円出しの会」とは
参加者が会費として1000円を出し合って、当日集まったお金で食べ物・飲み物(アルコールあり)を買ってきて、皆で準備から始める懇親会。途中参加・退席自由のゆるやかな集まり。塾生同士の距離が一気に縮まる!と塾生の皆さんに大人気の”裏”メニュー♪

★今までの「おおさか閃き塾2014」ミニレポートはコチラからどうぞ↓
・ミニレポート①9/6(土)開講初日~第3期、ついに開講しました♪
・ミニレポート②9/20(土)第2日~午後からは公開講座「オープン☆閃き塾」でも盛り上がりました♪
・ミニレポート③10/4(土)第3日~リサーチ実践に向け準備着々♪
・ミニレポート・番外編:塾生有志で「ご来光カフェ」に行ってきました~♪
・ミニレポート④フィールドワーク~様々な分野の先達にインタビューを敢行!!