社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年12月9日火曜日

【おおさか閃き塾】ミニレポート⑥11/15(土)第5日~テーマ実現に向け、アクションの可能性を広げました♪

本日のプログラムです♪
こんにちは、閃き塾・事務局の市居です。「おおさか閃き塾2014」第5日のミニレポートをお届けします。今回も、情報誌「COMVO」で活躍中のときどき”記者”(ボランティア市民記者)であり、塾生でもある橋本達也(はしもと たつや)さんが記事を寄せてくださいました。併せてご紹介いたします!

広がった”可能性”は、もちろん全員で共有しました!
去る11/15(土)、「おおさか閃き塾2014」の第5日を開催しました。この日のテーマは「つむぐ」「手がかり✕知恵=閃き!」と題して、前半は、前回”見える化”したフィールドワークで得た知恵&洞察の一覧表を眺めながら、それぞれのテーマ・課題解決を実現するために、今後、どのようなアプローチが考えられるのか、マインドマップを使って、皆でそれぞれの可能性を思いっきり広げていくワークを行いました。そして、後半は、思いを実現するための資源(仲間、場所、お金etc.)の集め方のポイントを、NPOの実際の事例をもとにミニレクチャーで学んだ後、再度、塾生それぞれが持ち寄った各自のテーマ・課題を見つめ直し、自分が本当に関わっていきたいことを再確認する時間をもちました。塾生の参加は、12人。会場は、阿波座ライズタワーズ マーク20 1階の「マークスタジオ」さんをご厚意でお借りしての実施です。今までとは異なるアットホームな雰囲気の中、この日も大いに盛り上がり、各自のテーマ実現に向け、これからすべきこと&新たな切り口が見えてきた熱気にみちた一日となりました!


「私が橋本です♪」
10:30~17:30の1コマ目~3コマ目の紹介は、今回もときどき”記者”であり塾生でもある、橋本達也さんのレポートをどうぞ↓
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新しい発想は新しい場所で! 今回は、いつもと違う場所で!!

10:30~14:30は、「テーマ・課題の可能性を広げる」
いつの間にか
全員が立ち上がっていました^^
まずは前回に引き続きフィールドワークの結果報告の続き。
その後、4人一組になって、それぞれのテーマをマインドマップ法にて縦横斜めにひとりひとりのテーマの深堀り&可能性を広げるワークを行いました。

マインドマップというのは、頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのことで、発想法のひとつです。ひとつの項目から想起したことを線で結びながら次々と展開し、全員がペンを持って大きな模造紙の上に頭の中にあることをその場でどんどん書き込んで”見える化”していきます。出発点は何でもOK、結論をひとつに絞る必要もないので、可能性を360°、制約なしに広げていくことが可能! 皆で思いついたことを次々に重ね、真剣かつ”無責任”に枝葉を広げていきました。
「街を好きになる!」「パフォーマンスでゴミ拾い」「ポイ捨てしづらい街づくり」
「捨てる人よりも、拾う人を増やす!!」etc.etc.…可能性はどんどん広がります♪

それぞれのテーブルで ”真剣”かつ”無責任”(笑)に楽しむ 塾生さんたち^^
15:30~17:30は、「テーマ・課題を見つめ直す」

書き出すことは、各自のテーマを
見つめ直す大切なワークのひとつ
前半は、これらのテーマをどうやって形に?ということで、実際にNPO法人を立ち上げられた方の具体例について学びました。1つ目の事例は、“小学校の英語境教育の義務化に向けて~小学校教員の英語教育力を伸ばす会”です。2020年は東京オリンピック開催の年ですが、この年は小学校高学年に教科として採択される見込み・・あと6年しかない!と危機感を感じた代表者がまずは”ボランティアを“と相談していくうち、前例のない課題のため自らNPO法人の設立にいたった事例。2つ目は「NPO法人西淀川子どもセンター」の事例。どんなに働いてもその6人に1人の子どもが貧困という現実の中、働き続ける親は子どもと一緒に過ごす時間も持てずにいます。特に夜を独りで過ごし、何も手につかない子どもの不安な様子を目の当たりにした子どもセンターのメンバーが”いっしょにごはん食べナイト“を企画。地域で共感してくれるボランティアを巻き込みながら運営をはじめた事例です。3つ目は施設を卒業して行き場のない青少年少女の帰る居場所をつくられた事例。どの代表の方も仰っておられた共通の言葉は、”気づいたから、なんとかしないと“。あまりに、シンプルな動機。まさに、我々がこの塾に集った時の想いを今一度思い起こしたエピソードでした。
“飛び地”ならではの真摯さで
互いに向き合う時間
後半は、短時間ながらそれぞれの塾生が持ち寄ったテーマ・課題を見つめ直す時間。ここでのワークを基に、次回までに、それぞれのテーマ・課題解決の実現に向けたチャレンジとその”最初の一歩”を皆の前で宣言するために、構想を練ってプレゼンの”準備”をしてくること――が宿題として課され、高揚と不安が入り混じった気持ちで、熱い一日を終えました。

いつの間にか、窓の外は真っ暗!!
その後、恒例の「1000円出しの会」。今回は大都会の隠れ家といわんばかり、塾生の一人[NPO法人 日本ボランティア研究会Entieの堀井さんのお母様が運営しておられる喫茶店「Cafeクルミ」さんでディスカッションの続きを! 塾生の生き様やここまでの経緯をより深く語る!語る! そして“笑う”♪ 昭和テイスト満点のお店の中、こだわりのコーヒー日本で2か所しか飲めない、カカオ豆の殻を煎じてつくる熱々の“カカオティー”に舌鼓!
「今日もお疲れさまでした~♪」
「Cafeクルミ」さんでの、特濃「1000円出しの会」!
次回は、このIT全盛時代に、なっなんと画用紙を用いた“紙芝居”プレゼンに挑戦! どんな風に進んでいくか全く予想もできない次回! 場所も新たに、いよいよ大詰めか! (3期生&ときどき”記者” 橋本達也)      
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以上、3期生&ときどき”記者” 橋本さんのレポートでした! 
橋本さん、毎回、読みごたえのあるお茶目&勢いのあるレポートを、いつもありがとうございます♪
 
「おおさか閃き塾2014」第6日は、2週間後の11/29(土)に実施。それぞれのテーマ・課題解決に向けたチャレンジ&”最初の一歩”が紙芝居でどうプレゼンされるのか?! また、次回午後からはいよいよクラウドファンディングのワークショップも始まる予定です。次回のレポートもお楽しみに~♪(市居利絵)
ありゃりゃ…
ワークの合間に、いつの間にか手相占いで大盛り上がりの巻^^

※「1000円出しの会」とは
参加者が会費として1000円を出し合って、当日集まったお金で食べ物・飲み物(アルコールあり)を買ってきて、皆で準備から始める懇親会。途中参加・退席自由のゆるやかな集まり。塾生同士の距離が一気に縮まる!と塾生の皆さんに大人気の”裏”メニュー♪

★今までの「おおさか閃き塾2014」ミニレポートはコチラからどうぞ↓
・ミニレポート①9/6(土)開講初日~第3期、ついに開講しました♪
・ミニレポート②9/20(土)第2日~午後からは公開講座「オープン☆閃き塾」でも盛り上がりました♪
・ミニレポート③10/4(土)第3日~リサーチ実践に向け準備着々♪
・ミニレポート・番外編:塾生有志で「ご来光カフェ」に行ってきました~♪
・ミニレポート④フィールドワーク~様々な分野の先達にインタビューを敢行!!
・ミニレポート⑤11/1(土)第4日~掴んだヒントを共有→”見える化”しました~♪