社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2015年6月10日水曜日

5月17日(日)ホッとネットおおさか交流会をしました♪

 5月17日(日)、大阪府立大学のI-siteなんば2階で、ホッとネットおおさか主催の交流会がありました。関西各地から避難者の方約50人、スタッフ・一般ボランティア約100人が参加しました。

 メインイベントは交流会です。こども連れのおかあさん達がゆっくりおしゃべり、情報交換できるよう、ボランティアが保育を引き受けました。大きい子どもさんには、大学生が勉強を教える部屋も設けました。

  交流の合間に、リフレッシュしながら楽しめるよう、様々なブースが出ました。マッサージやメイクをしながら、又、一緒に作品をつくりながらおしゃべりを楽しみます。ボランティアと避難者の方々との交流の場になりました。


 
~メイクセラピー、ヘアアレンジ~
化粧品売り場で、どきどきしながら
施されるメイクでなく、会話を
楽しみながら大人もこどもも
リラックスして美しく変身!
ヘアアレンジをしてもらっている間、
ゆび人形でおかあさんとおはなし♪



~NPO法人カリタス釜石~
パッチワークキルトをしながら
おしゃべりを楽しみました
~ヒルトンの喫茶コーナー~
カップケーキとブラウニーをどうぞ。


~カラーセラピー~
カラフルなボトルから4つ、
今の気分の色を選びます。
占いではありません。
対話を通して自分を発見。
気付かない自分に出会えるかも!?
~吹田の風プロジェクトによるミニコンサート~
午後から30分ほど、みんなで一緒に歌って楽しみました。















 日頃の疑問や悩みを相談できるコーナーもありました。法律(大阪弁護士会、大阪司法書士会)、住まい(NPO法人 千里すまいを助けたい!)、心の健康(日本産業カウンセラー協会関西支部)や避難当事者団体など。対応するのは、ホッとネットおおさか(大阪府下避難者支援団体等連絡協議会)登録団体です。

~千里すまいを助けたい!~
関西に長く住んでほしいと、
すまいに関するどんな相談も
無料で受け付けています。
~日本産業カウンセラー協会~
日頃から悩み相談受けています。
ひとりで悩まず、どんなことでも
相談してください。
ふわふわひつじのできあがり!





始めての参加者や、まだつながりがない
避難者のためにと、相談ブースを開いた
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream。
ちくちく羊毛ひつじを作るワークショップをしました。  ⇒












 





 
  

  ホッとネットおおさかは、大阪府内の支援団体の集まり、ネットワークです。どこの団体がどのような支援をしているのか、概要や連絡先を一冊にまとめたフェイスシートを参加者の皆さんにお渡ししました。電話帳のように、困った時に使っていただければと思っています。
 ホッとネットおおさかって何?という疑問解消の機会になればと、会場でも支援団体の活動内容を紹介するコーナーも設置しました。


避難者に毎年無料講座の門戸を
開いている大阪府高齢者大学校
~おのくん~
小野駅前仮設住宅のおかあさん達
手作りのソックモンキー、おのくん。
里親になってくれる人を見つけにやってきました。












 
 いろんな思いで避難しており、苦しいこともまだまだたくさんあることを知ったというボランティア。震災を再び考えるきっかけとなったと感想を寄せてくれました。又、保育担当のボランティアは、子どもたちの元気な姿を見て、自分達もがんばろう、この笑顔をなくさないようにしようと思ったそうです。
 避難者どうしだけでなく、ボランティアと支援者と、又、支援者間同士でも交流や情報交換のよい機会となりました。今後も、細く長く、このような場をつくることを続けていこうと考えています。(あかほし)