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本が植えられた本棚 |
10月24日(土)、大阪市ボランティア・市民活動センターに、まちライブラリー(正式名称:ふらっとフラットまちライブラリー@OCVAC)が誕生しました。
大阪市ボランティア・市民活動センターでは、7月半ば以降、ときどき“図書館員”(市民サポーター)とまちライブラリーの開設準備会議(計7回)を重ね、オープニングイベントである植本祭に向けた準備作業を進めてきました。およそ2週間に1回のペースで会議に臨んでくださった、ときどき“図書館員”さんの豊富なアイディアや善意、行動力に支えられ、無事にこの日を迎えることができました。
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植本祭の受付光景 |
また、10月中は、植本祭当日だけでなく、大阪市ボランティア・市民活動センターにときどき“図書館員”やボランティアさんが立ち寄り、センター内の飾りつけや本の巣箱(植本祭の途中で帰る方が本を寄贈するための箱)づくり、“大きな本”も、お洒落に作ってくれました。
赤いTシャツを着ている方々が、ときどき“図書館員”とボランティアさんです。この場を借りて、お礼申しあげます。
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ときどき“図書館員”が司会を務めてくれました |
さて、植本祭は、まちライブラリーの提唱者である礒井純充さん(一般社団法人まちライブラリー代表理事)も駆けつけてくださり、「まちライブラリー」の取り組みを通じて、人と人がつながる魅力について、お話いただきました。
また、ときどき“図書館員”と大阪市ボランティア・市民活動センターが企画した8つのプログラムを同時に展開し、それぞれのテーマに沿った本を参加者に持参いただきました。
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会場の様子(たくさんの参加者が来てくれました) |
事前の広報活動が短かったにもかかわらず、ときどき“図書館員”を中心に、フェイスブックや家族・友人・知人への声かけを通じて、57人の参加があり、賑やかな会場になりました。アンケート結果によると、参加者の多くは、イベント内容や磯井さんのお話に心惹かれた方、本が好きな方が一堂に集まってくださったようです。
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参加者による植本の様子 |
植本セレモニーでは、参加者の子供たちに“大きな本”を本棚に寄贈してもらい、集合写真を撮影しました。その後、プログラムごとに、一人ひとり心のこもったメッセージをつけた本を寄贈いただきました。
今後、ふらっとフラットまちライブラリー@OCVACでは、ときどき“図書館員”と図書館の体制や基盤づくりを進めていきます。
市民への本の貸出は来年4月以降を考えています。
当面は、イベントを通じて本の寄贈を受け、図書館づくりを進めていく予定です。
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当日プログラムの内容 |
ふらっとフラットまちライブラリー@OCVACのイベント情報やときどき“図書館員”の活動に関心がある方は、ぜひ大阪市ボランティア・市民活動センターにお問合せください!!
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当日のタイムスケジュール及びプログラム内容については、次のとおり。
【タイムスケジュール】
12:30 開場・受付開始
13:00~13:30 一般社団法人まちライブラリー代表理事 礒井純充さんによるお話
13:30~16:00 ときどき“図書館員”+事務局企画のプログラム
16:00~16:30 各プログラムでの体験共有(礒井純充さんによるまとめ)
16:30~17:00 持ち寄った本の植本セレモニー、全員集合写真
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まちライブラリーとは…まちのカフェやギャラリー、オフィス、住宅、お寺や病院などの一角に共通の本棚を置き、そこにメッセージ付きの「本」を持ち寄り、交換しながら「人」の縁を紡いでいく活動です。大人もこどもも楽しめるライブラリーとして、さまざまなイベントを開催したり、参加できる場として急速に広がっています。