普段、新聞やニュースで何気なく流れる色々な社会問題。
でも、実際に目の前で見たことはなくて、遠い世界の出来事のように感じるていませんか?
そのような誰もが一度は関心を持つ社会の課題に取り組む団体と直接ふれあう機会が、今回の「社会の見え方が変わるボランティア・市民活動体験」です。
1回目、2回目と分けてご報告させていただきます。
1回目となる1月30日(土)は、「つながりや人間関係を再構築する活動」をテーマに、電話相談を通じて気持ちに寄り添う活動団体(社会福祉法人関西いのちの電話)やホームレスの人の社会生活を支える団体(NPO多文化福祉センターCAMICA)、地域の魅力を発信し、人間関係を構築しようと奔走する団体(いく楽くらぶ)をお招きしました。
自殺者が3万人を超える中、社会福祉法人関西いのちの電話では、24時間電話相談で悩みを抱えた人の気持ちを受けとめる活動を行っています。相談者への対応として、「こうしたらいい」と提案するのではなく、思いを吐き出せることが必要だとお聞きしました。電話相談される人の状態をコップに入った水で例え、水があふれそうな状態になって電話をかけてくるので、まずはコップに入った水を減らして抱えている不安を軽減させたいと説明がありました。人の話を聴くことや気持ちに寄り添うことは難しく、実際に相談員として活動するためには、2年間の養成講座を受講することが必須です。人に向き合う活動の難しさや重みを感じましたが、それに見合うだけの活動の魅力も、十数年活動を続けている方のコメントをお聞きし感じられました。参加者からは、受けとめる側もしんどくなるのではないかと質問があったが、実際の活動では4人が一緒に活動するので一人で抱えることはないと安心して活動できる環境の話がありました。気軽に活動できる活動も素敵ですが、どっぷりと一つの活動にはまり、多様な価値観に刺激を受ける活動も誇らしくて魅力的だなと感じました。
でも、実際に目の前で見たことはなくて、遠い世界の出来事のように感じるていませんか?
そのような誰もが一度は関心を持つ社会の課題に取り組む団体と直接ふれあう機会が、今回の「社会の見え方が変わるボランティア・市民活動体験」です。
1回目、2回目と分けてご報告させていただきます。
1回目となる1月30日(土)は、「つながりや人間関係を再構築する活動」をテーマに、電話相談を通じて気持ちに寄り添う活動団体(社会福祉法人関西いのちの電話)やホームレスの人の社会生活を支える団体(NPO多文化福祉センターCAMICA)、地域の魅力を発信し、人間関係を構築しようと奔走する団体(いく楽くらぶ)をお招きしました。
自殺者が3万人を超える中、社会福祉法人関西いのちの電話では、24時間電話相談で悩みを抱えた人の気持ちを受けとめる活動を行っています。相談者への対応として、「こうしたらいい」と提案するのではなく、思いを吐き出せることが必要だとお聞きしました。電話相談される人の状態をコップに入った水で例え、水があふれそうな状態になって電話をかけてくるので、まずはコップに入った水を減らして抱えている不安を軽減させたいと説明がありました。人の話を聴くことや気持ちに寄り添うことは難しく、実際に相談員として活動するためには、2年間の養成講座を受講することが必須です。人に向き合う活動の難しさや重みを感じましたが、それに見合うだけの活動の魅力も、十数年活動を続けている方のコメントをお聞きし感じられました。参加者からは、受けとめる側もしんどくなるのではないかと質問があったが、実際の活動では4人が一緒に活動するので一人で抱えることはないと安心して活動できる環境の話がありました。気軽に活動できる活動も素敵ですが、どっぷりと一つの活動にはまり、多様な価値観に刺激を受ける活動も誇らしくて魅力的だなと感じました。
午後からは参加者が「生野な人」になりきり、JR鶴橋駅からコリアタウンへと向かい、生野区の素敵なところを探し、観音寺文化会館にて「ライフフィールド」編集会議に参加させていただきました。
参加者からは、「具体的な現場をみせていただいて良かったです。実際に「利用者」の方と会えてそれも良かったと思います。」とか「身近な所で知らないことがいっぱい!!人がつながることが、うれしい発見で、出来ることも増えていくと思います。」「発見、発見、発見の一日でした」といった声がありました。
今回の講座では、人とのつながりを見つめなおすだけでなく、実際にボランティア活動を経験したことで自分たちに何ができるかを考える機会になりました。初回は楽しさや気軽さよりもじっくり人と向き合う重めの内容だったにも関わらず、21人もの参加があり、関心の高さがうかがえました。