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楽しい♪ 嬉しい♪♪ きらきらオーラ全開!! の皆さん |
6/2(土)に、旭区の区民センター大ホールを借り切って、
旭区ボランティアビューロー視覚障害者ダンスサークル(通称:ダンスサークル“アイ”)が、毎年恒例の、華麗なる
夏のダンスパーティーを開催されました!
昨年からご縁があり、ボラセンから小野・市居の2人が、今回はなんと(!)審査員の一員として参加させていただきました。
当日のご参加人数は
約200人!! うち、75人程度が視覚に障がいをお持ちの方(他、80人程度がダンスパートナーのボランティアさん、残り50人程度がガイドヘルパーさん)で、盲導犬も3頭来場。
このダンスパーティー、なんと1999年から
10年以上続いている一大イベント。毎年、年に2回(6月・12月)定期的に開催されています。特に、夏のダンスパーティーは、大阪市内はもとより、兵庫県、奈良県などの近畿一円や、時には三重県・愛知県からのご参加もあるという盛大なパーティーです。視覚に障がいのある方も、そうでない方も、色鮮やかで華やかなドレスやシャツを身にまとい、ヘア&メイクもばっちり!(中には、メイクに2時間近くかけられる方もおられるそうです♪)
視覚に障がいのある方が、ヘア&メイク?!
もちろん、ヘア&メイクするのはボランティアさん(現在も大募集中!!)ですが、メイクをしてもらう視覚障がいの方は、ご自分では仕上がりが見えないのですが、その感触や香り、周りの人々からの「わぁ~素敵!!」といった率直な反応によって、嬉しく喜びに満ち、ウキウキした気持ちになるのだそうです。私も、昨年、黒川さんからそのお話をうかがって、
初めて知ったことでした。素敵なお話です!
ダンスサークル“アイ”は、ダンスの講師もされている代表の黒川愛子さんが、視覚に障がいのある方のガイドヘルパーのボランティアをされた時に、家に閉じこもりがちになる視覚障がい者の足腰が弱りがちなことが気になって、なんとかできないかとの思いから始められたダンスサークルです。名前の“アイ”は、“eye(眼)”と“愛”、そして代表の黒川さんのお名前愛子さんの“愛”をとって名付けられました。特に、社交ダンスでは、常に姿勢を美しく保つことが求められたり、後ろ向きに足を運ぶ動きがあることで、音楽に乗りながら、足腰を中心に全身の筋力アップを楽しく実現できる、最適なリハビリ活動なのだそうです。
当日も、皆さん本当に華麗なステップで踊っておられ、一見すると、どの方が視覚に障がいを持っているのか、まったくわからないほど!昨年冬のダンスパーティーで言葉を交わした視覚障がいの方が
、「眼が見えなくなってから始めたことが、本当に多い。社交ダンスも、その一つ」と仰っていたことがとても印象的で、今回のダンス会場でも、その言葉をしみじみと思い出していました。
「どのような時でも人生を目いっぱい楽しむ心意気!」を参加者の皆さんから分けていただき、幸せな気持ちになったひと時でした!(市居)